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【月報】2023年7月の活動まとめ

体力がないから、すぐに疲れる。
だいぶ暑さにやられている。
でもステータス的に私は防御力と耐久性が高めなので(たぶん)、そんじょそこいらの負荷なら割とひょひょいのひょいとこなせるタイプだと思う。寝込むこともそんなにない。

それでも
「あ、無理」
「つぶれるつぶれる」っていう瞬間はある。
それを自覚すると今度は、オートマチックに自助作用が発動する。

自分のご機嫌をとる方法は、たくさん知っている。

さて。

そんな自助作用を発動させながらも、駆け抜けたよ7月。
私は現在フリーライターと大学職員の2足のわらじ生活を送っているんですが、大学では日に3本も4本も打ち合わせや外出が入り、調整!取材!講義!レポート!撮影!執筆!連携!協議!イベント!と駆けずり回っていました。工場見学にも行ったしオープンキャンパスもあった。バテた。

でも、ひとり家にこもってディスプレイとお見合いしていた日々を振り返ると、今の生活は結構楽しい。


7月のライター業

とにかくたくさんの取材に行った。

最近大学仕事も忙しくなってきたので、執筆時間の確保や納期の調整に苦心するなど。7月のスケジュール調整は、まるでパズルのようだった。

公開された記事

『読売Life』8月号

読売新聞購読者に頒布される『読売Life』。8月号では、尾道ブルワリーさん、Teppan Diner 6さんを取材しました。

プロジェクトマネジメント協会(PMI)日本支部

るるぶ&more.

6月に参加したプレスツアーの記事が出ました。実際に巡りやすいモデルコースになっているので、個人的にもどんどん友人におすすめしたい。神楽はいつか違う演目も観に行きたい。

ルートマップマガジン Vol.2

一部記事をお手伝いしました。

編集した記事

尾道市移住定住コンシェルジュ'23

尾道市移住定住コンシェルジュ窓口のスタートにあたり、当事業公式noteの編集長を務めることになりました。ONOMICHI SHAREのコンシェルジュである後藤さんと同学年コンビでお届けします。あーでもないこーでもないとわちゃわちゃ本気の議論を交わしながら作っています。何卒。

目的は尾道移住に役立つ情報の集約ですが、”住む”という側面だけではなくさまざまな色合いの関わり方・選択肢を紹介できればと願っています。

具体的には「移住」というライフイベントを単にハッピーでサクセスな箱につめこむのではなく、アンハッピーでトライでエラーな側面も発信していきたい。住みづらかった人の言葉も乗せていきたい。一方、住まなくたってたくさんの関わりしろがある町であることを知ってほしい。どんな選択をするにしろ、その一助にならないだろうかと思って記事作りを楽しんでいます。

移動あれこれ

尾道、福山のほか、庄原、岡山、徳島へ。プライベートでは日帰りで三重県は鳥羽まで行ってきました。(友人に馬鹿なの?と言われる)

7月のイベント

鳥羽水族館(日帰りドライブ)

人生で2回目の鳥羽水族館へ。
初めて行った数年前は伊勢神宮での厄払いがメインで、もちろんJR+泊まりの旅だったけど、今回は何をとち狂ったのか車かつ日帰りというワイルドな旅程。朝6:00に出発して14:00着、鳥羽水族館は17:00閉園、帰宅は26:00。日帰り…とは…?もはやその日中に帰れてねえ。

運転は夫とシフト制でしたけど、いやはや、このロングドライブは良い経験になりました。もうやらない

目的はラッコです。
ラッコ。
現在日本の水族館にいるラッコはわずか3頭で、おそらくもう増えません。うち2頭、メイちゃんとキラちゃんが鳥羽水族館にいるんです。数年前まで、鳥羽水族館にはメイちゃんとロイズくんという2頭が暮らしていたんだけど、ロイズくんは虹の橋を渡ってしまいました。会えるときに会っておかないと、もう会えない。私のインスタTLはラッコまみれ。会いに行きたい想いをずっと燻らせていて、この夏実現。

ラッコに会いたかったのはもちろん大きいとはいえなぜそんな無鉄砲に走ったかというと、夫が夏休みだったというのもあるけれど(私は別に夏休みじゃない)、疲れていたのだ。いろいろと。

タレントの突然の訃報、やりがい搾取、交渉、板挟み。精神にズイズイと踏み込んでくるいろんな感情や物事から逃げたかった。衝動的に遠くに行きたくなった。これもまた己の自助作用だと思っている。尾道〜鳥羽の日帰りロングドライブ、結論めちゃくちゃに疲れましたけど行ってよかった。おすすめはしませんが。

取材で前泊していた徳島で、東京の妹と謎の邂逅

私はたまたま取材の前泊で。
妹はたまたま仕事のステイで。
途中SAの写真をストーリーズに上げたら上記の連絡があり、お互いの滞在場所が徒歩7分と判明。23:00でラストオーダーだったけど会いに行った。

そんなことある!?
2人でずっと爆笑していた。

この妹とは12歳離れている。彼女が赤ん坊だったときにおしめを換え、夜泣きに付き合い、両親の喧嘩から遠ざけたくてベビーカーひいて家出したこともある。そんな妹は今、夢を叶えフライトの仕事に携わっている。私と同じくらいお酒をたしなみ、私と同じでまったく顔に出ない。最高の飲み友達。

ここ最近で一番笑った、エモかった。

今年最後の夜店で売り子

この日は美容院と歯医者に行くメンテナンスデーにしていて、最後に1杯とふらりと立ち寄ったところ、流れで制服(オリジナルTシャツ)を渡され、屋台のお手伝いをすることに。僭越ながらビールをつがせていただきました。

尾道ブルワリーの佐々木夫妻には、移住前からお世話になっている。初めて会ったのはブルワリーオープン前で、「移住したらここに通えるんだ。超楽しみ」と思ったのも尾道に導かれた糸の1本だったように思う。

住吉花火大会

7月に観たもの&読んだもの

海街diary

監督・脚本:是枝裕和 音楽:菅野よう子 原作:吉田秋生

万引き家族

監督・脚本・原案:是枝裕和 音楽:細野晴臣

あなたがしてくれなくても(ドラマ)

脚本:市川貴幸、おかざきさとこ、黒田 狭 音楽:菅野祐悟

田中みな実好きなら観て!と職場の人に猛レコメンドされて追っかけ完走。なるほど、なかなかにハードな夫婦関係を描いているのに美しくしなやかで低めの声のみなみさんを観ているだけで癒やされるという謎の感情が生まれました。そして毎回、稲葉浩志の主題歌がいいところでかかる。不穏の予兆や心情のひとつの区切りに使われる音楽の入れ方が最高でそれもまた楽しみでした。

家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった(ドラマ)

脚本・演出: 大九明子 脚本: 市之瀬浩子、鈴木史子 音楽:髙野正樹

発表されたときから楽しみにしていたドラマでした。岸田奈美さんの文章を通すとくすっとした笑いになるエピソードも、実際目の当たりにするとやっぱり壮絶なものがあって、そこをしんどく感じたりもしたけれど、そのリアルさゆえあらゆる場面で救われたりもした。

またこのドラマは作りが非常に映画的で。モノローグやエピソードの乱れ打ちでぐいぐいと引き込まれる一方で、ていねいに切り取られた”間”や和みの効果音の使い方が印象的でした。草太くんの見ている世界の演出が好きだったよ。

俺か、俺以外か。ローランドという生き方 / ROLAND

ほか

今クールのアニメは「呪術廻戦」「るろうに剣心」をマストで観ていますが、どちらも次週が楽しみな作品です。

剣心は初恋の相手だったので多くは語りません。むしろ聞かないで。
じゅじゅつは正直やや斜に構えていたんです(「みんな五条悟好きでしょ?こういうアオハル好きでしょ?」って畳み掛けてくる制作サイドの思惑かと)けど、違うよね。これは現在の時間軸に向かう「どうしてこうなってしまったか」のていねいな布石。夏油がもっていた善の側面、五条や高専との関係性を描くことで鮮やかに対比される陰。呪いは在るものではなく後発自然的に(あるいは人間によって)生まれるものだから、そのゆるやかな変化の描き方が最高。音楽よし、劇中歌よし、アクションよし、ビジュアルよし(悟の瞳はほんっとうに美しい)、展開よし、構成よし、声よしでもれなくハマりました。夏油も五条も大好きとかちょろい女ですわ。コミックス派の人にもアニメ観てほしい。毎回食い入るように観て、30分があっという間。主人公と宿儺がだいぶ不在でかわいそうだけどこんなに作り込んでくれてありがとうございます。EDの燈が好きです。

7月の音楽

まとめ

この月報は、スキマ時間を使ってnoteの下書きにメモしていて、月末にわーっと書いています。そのときにカメラロールやSNSを見返すんだけど、見事に忘れていることもあって驚愕する。直近1か月にあったことすら集中しないと忘れてしまう。

忘れたらいい、こともあると思う。無理やりつなぎとめる必要はないのだろう。でも私はむしょうに記しておきたいと思った。駆け抜ける刹那の瞬間も、なんだろう、未来の自分へのプレゼントのようなものになるような予感がする。

7月、やたら疲労を感じたものの楽しかった。8月はどんな月になるのかな。


一緒に飲みましょう。