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週4日だけ働く

最近の働き方が良い感じになってきたので書いてみます。

じつは現在、株式会社DENDESIGNは自分1人にしています。最大5名ほどいましたが2018年1月からは事実上1人です。(エースの退職も一因ではありますが)5年間UI/UXの制作会社を経営してきた結果です。

1年前にコーチングを受けた際に「経営は極力せず、やりたいと思える仕事をする」「好奇心が湧き、まだ世の中にない新しい価値を産む仕事をする」
という結果に至っており(メンバーには本当に申し訳ない)自分の興味の矛先が経営に向いていないということの帰結でもあります。

事実上の解散までは3ヶ月とっていたので、すでに皆次のフィールドで頑張ってくれています。市場価値が高いメンバーです、少し無責任ですがその辺りは成果を出してくれると期待しています。

そしてここからがタイトルのお話で、会社を1人に戻して以来、およそ週4働いて週1インプットという働き方を続けています。

考え方としては、生活する上で80%のリソースが埋まれば貯金ができる人月価格を設定週3〜5で仕事を入れて、空いた日は勉強するなりブログ書くなり自由に使う。というものです。

人月ベースで見積もっているのはクライアントにベンチャー企業も多く、当初作ろうとしていたアイディアが二転三転することもざらにあるためです。およそこれくらい動きます、という目安で人月換算の見積もりを出しています。

そして仕事を入れていない日がジワジワと効いてきている実感があります。

1.その時必要な知識をインプットできる

前日までに本を注文しておき、1日でざっくり読んでまとめる。勉強は複利で効いてくるので、週5働きながらインプットするよりも確実に時間が取れるため読書量は3倍くらいになりました。「アンケート作成の仕事だ、改めてインタビューの設問設計について勉強しておこう。」「あのデザインにもう1フック欲しい、美術館でも行って刺激を受けてこよう」のような、今までの経験からボールを打ち返すだけではなくて、新しい知識を入れて考えるスタイルに変わってきました。言わずもがな土日は家族との時間です。

2.アウトプットの時間が取れる

ブログを書くペースが3ヶ月に1本→月に2本(約6倍!)になりました、まさにこのnoteがそうです。思いついた話題は音声入力で記録しておき、しばらく置いて別の日に書き直しています。言葉にしてみると考えが客観的視できるだけでなく、当初とは違う結論になってきたり、曖昧な部分を再認識できたりと良いことばかりです。noteに投稿するのも最近楽しくなってきました。

3. 精神的な余裕が生まれる

いざとなったら空けている日も働けるため、スケジュールがタイトになっても大丈夫という精神安定剤の効能があります。5日スケジュールを入れてしまうと何かトラブルがあった時に対応ができません。うちの娘は風邪を引かない健康優良児なので助かっていますが、何かあっても駆けつけやすい状況は安心できます。

ちなみに記事タイトルはこの本からのオマージュです。

1月から初めてまだ3ヶ月ほどですが、働きながら勉強できると成長角度が高いと実感しています。初速が良いだけかもしれないので、1年くらいは続けてみます。これくらいのバランス、どうでしょうかね。

それでは

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