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【How to】形が違う花を活ける

こんにちは、いけばな作家の柊月(しゅうげつ)です。ご訪問くださり誠にありがとうございます。
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さて今回は、形が違う花をどう合わせるかをテーマとしました。
日頃色々と実験しております。

切り分けたモカラとカーネーション


切り分けたモカラとカーネーション
+花茎が揺れるニュアンスのラナンキュラス


大きい花ならどうか
オリエンタル系ユリとモカラ

今回のゴールは下の通りです。

というわけで、2024年4月10日に行われた
福島泰樹先生の短歌絶叫コンサートの添え花
バラとモカラならこんな感じ
蕾が飛び出ていますね(だからなんなの?と思わせてしまいます)
モカラの花がもったいないということもあり、高くします。

ちなみに、水切りの仕方です。ハサミごと深い水のなかで切ってほしいです。何故か水の上で切って切り口を水に浸ける人が多いのです(涙)

ハサミも手も塗れますので、手ぬぐいをご用意くださいね。
水揚げには”クイックディップ”を
これも3秒浸けない人が多いです。
1111、1112、1113と数えましょう。3秒になります。
次にバラを5本挿れます。頂点と底辺の真ん中に45℃倒して挿れます。
360℃に5本、72℃離して(★を思い描く)挿れます。
葉っぱ(ルスカス)挿れようかなぁ、いけばなだし…という気分で。
底辺にラナンキュラスを挿れます。茎が柔らかいので、

必殺いけばな人!
ピンセットをできるだけ茎と同じ角度に持って挿します。切り口よりも先に持ちません。
茎がオアシスに着かないからです。


そしてモカラを切り分けて、
オアシスが見えないように穴埋めをします。

それでは、
この度もご愛読いただき、どうもありがとうございました。
ご可能な限り、ご支援いただけると助かります。
引き続き、どうぞ宜しくお願いいたします。

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