タロット占い必須アイテムを揃える
タロットにハマって数日。
紙のノートに占い結果を記載しはじめた件数だけでも9回はあるので、実際に占った回数は2桁だろう。ハマり過ぎである。
正直こんなにハマると思ってなかったので、タロットカード以外に必要なものを揃えることを忘れていた。
形から入るのが大好きな自分とはいえ、まさかここまでハマるとは思っていなかったのだ。
タロット占いで必要なもの・・・それはタロットクロスである。
占いをするときに下に敷く布のことだ。
今までの自分の占い画像をみると、謎の薄い緑色の布を使っていることがわかるだろう。
大抵のものはそろっている自分の部屋とはいえ、そこそこの大きさの肌触りが良い布となると、これしかなかったのだ。
「で、これなんの布だよ?」という話だが、
SEA TO SUMMITのインナーシュラフである。
なんだそれ?という人のために説明すると、「寝袋本体を汚さないように、寝袋の中で使用する筒状の布」だ。
お前なに使ってんだよとつっこまれても仕方ない。
いやもちろん洗濯した後にしまっておいたやつだし、綺麗なものである。
ただ、もしこれで占いを続けていたら、今は良い結果を出してくれているカードたちも今後どんな反逆をしてくるかわからない。
カードだってキレるかもしれないのだ。
ここまでタロットにハマったし、カードも結果を出してくれているのだから、相応の環境を用意しなければならないだろう。
というわけでAmazonをポチる。ポチった次の日には届く。素晴らしい。
それがこのタロットクロスである。
青くて綺麗! 肌触りもいい! 裏はゴムのすべり止めでズレない!
なんか袋についてる中心からズレた宝石が面白い!
これならカードたちも喜んでくれることだろう。
自分的にもちょっとテンションが上がる。青好きだし。
このテンションのまま今日何回目になるかわからない占いでもしよう。
今回は・・・恋愛についてでも占うか。
この一年そもそも女性どころか男性とすら関わっていないのだ。これは結果が気になるところだ。
例によって枚数は少なめで、今回は1枚でいく。
結果は・・・
これは・・・ソードのエースの逆位置。
まさかのクロスを撮影した写真に写ってたのと同じカードと位置だ。
なにはともあれリーディングをする。
謎の手が出てきている。王冠を突き刺している。降り注ぐ謎の花びら的なもの。背景は険しそうな山。
・・・ここ最近はノートにカードの第一印象もつけるようにしている。
多少知識はあるとはいえ、カードをじっくり見たことはあまりない。自分が最初に感じたイメージが大切だと解説書にも書いてあった。初心者は真摯に学ぶべきである。
自分が感じたのは、剣を持つ手の力強さと、なんとなく権力を得そうな雰囲気。しかし背景の険しい山をみるに、こりゃ楽な道ではないぞ・・・みたいな感じだろうか。
ふむ・・・。
でもこれ逆位置だよね・・・?
つまり、どういう・・・?
ま、まあ第一印象はノートに書いたし、解説書を見よう。
解説書によると、このカードは新しいものが生まれる兆し、それに伴う試練、困難から強い力を呼び覚ます、憎しみや愛において大きな力を持つ・・・みたいなカードらしい。
逆位置の意味を見ると、基本的にアレな単語が並んでいる。悪い意味で。
そこから導き出した恋愛に関する結果は、
「恋愛について考えが不明確。実行力に欠ける。行動に移したとしても稚拙で消極的なコミュニケーションである。また、強引にいくと破滅をもたらす。そろそろ決断しようね……?」
・・・こんな感じだろうか。
もうなんかものすごくそれっぽい結果である。
やっぱりもう自分は占い師なのかもしれない。
この占いから考えられるアドバイスをもう少しわかりやすくすると、
「自分が理想とする恋愛像をしっかりと実像として固めること、実際に婚活なりにいくこと、その際はまともなコミュ力で相手と接すること、強引にはいくな、そろそろタイムリミット近いぞ?」
なんかさらにドぎつい結果に見えてきたが、言ってることは実に真っ当だ。
人から同じことを言われたら「わかっとるわそんなもん!」と思ってしまうが、カードから言われると「うん、そうだよね・・・」となってしまうんだからおかしな話だ。
さて話は変わるが、タロット界隈では自分を占うことをあまりしないという人もいるらしい。
自分を占うと、自分に都合のいい解釈をしてしまうとか、そもそも当たらないとか、いろいろと理由があるらしい。
今のところ自分は「自分を対象にした占い」ばっかりやってるわけだが、どれもこれもそれっぽく当たり過ぎて怖いくらいだ。
自分は悪い結果を捻じ曲げて好意的な結果に解釈しようなどと思ったことはないし、面白いので自分を占うことはこのまま続けていこうと思う。
そもそも他に占う相手が居ないしな!
さて、あとは何を揃えたものだろうか・・・そうだ、大神ミオ氏は空気の浄化のために鈴を鳴らしていた。
いまのところ占いで疲れることはないが、もし自分の第六感が発揮されるようになった日にはそういった疲労感が出てくるのかもしれない。
それを浄化する鈴・・・これは必須だ・・・!
でも鈴なんてニートの部屋に・・・
あるんだなこれが。
かつて松阪牛で有名な三重県の松阪市に寄った際、駅の売店で買った鈴である。
駅鈴(えきれい)と呼ばれるこれは松阪駅のトレードマークみたいなもので、この鈴をめちゃくちゃデカくしたバージョンが駅にモニュメントとして存在する。
古事記伝を著した本居宣長が生まれた地が松阪市で、宣長は鈴コレクターだったので、駅にこのモニュメントができたのだろう。
買っといてよかった。
いやこれが効くのかはわからんが。
なんにせよ占い環境は良い感じになったので、心置きなく占いが出来そうだ。
俺の占いロードは始まったばかりだからよ・・・
なんのnoteだっけ・・・?
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