キャリアコンサルタントの養成講座へ通っていたとき、講師の方が言ってくれた言葉です。
「優しいね」、僕にそう言ってくれる人が結構います。
でも、自分では自分のことを「優しくない」と感じていて、違和感がある言葉でもありました。

自分がどう見られているか。
もちろん、人の見方はそれぞれあるけれど、多くの人が言ってくれる言葉があるとしたら、それを素直に受け取ってみてもいいのかな、と思うようになりました。
自分ではそう思わなくても、「他者からそう見られること」はあるのです。
ポジティブなことも、ネガティブなことも。

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「自分がどう見られているか、そんなこと気にするな」みたいなことも言われたりします。
確かに、気にしなくていいこともあると思います。
でも、全てにおいて「自分がどう見られているか」という視点を無視していいのかと言えば、そんなこともないと僕は思います。

どんなに自分は無力だと思っても、人は周りの誰かや世界に対して、大なり小なり影響を与えています。
その影響力が分かりやすいこともあれば、自分では分からないうちにそのパワーを発揮していることもあります。
そんなとき、「自分がどう見られているか」を無視して振る舞えば、その影響を暴力的に振りかざしてしまうことになるかもしれません。

自分の見られ方。
素直に受け取ってみたり、意識してみると、自分の持つ影響力を豊かなものにしていくことができるのかもしれません。

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