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「優しさのある仮定」を持ちたい

今日のブラッドベリチャレンジの詩は、谷川俊太郎の「雨よ降れ」でした。
冒頭を引用します。

雨よ降れ
愛されぬ女の上に
雨よ降れ
流されぬ涙のかわり
雨よ降れ ひそかに

雨よ降れ

冒頭だけですが、ここからもたくさんの受け取り方が生まれるのだろうな、と思います。
皆さんは、どんな受け取り方をしますか?

人にとって「仮定を持つこと」は、どうやったって無くせないものなのかもしれません。
先に「どんな受け取り方をしますか?」と書きましたが、これも「受け取ったものがあること」という仮定があります。
受け取るものがあってもいいし、なくてもいいはずです。

でも、「仮定」がないと何もできなくなってしまうのかもしれません。
noteを書くことも、誰かと言葉を交わすことも。
明日が来ると思うから、眠りについたり、洗濯をしたりしているのかもしれません。
明日が来るという「仮定」がなかったら、僕たちは何をするのでしょう。

完全に無くすことはできない「仮定」とどう付き合うか。
僕は、「優しさのある仮定」を持ちたいと思います。
押し付けず、相手にとって優しくない仮定は速やかに捨てる。
今持っている仮定、自分が優しいと思う仮定も、相手にとっては「優しくない」ことはあるものです。
そんな仮定は捨てます。
仮定が間違っていることは、恥ずかしいことではありません。
それよりも、そこに固執することはやめた方がいいと思います。

「どんな人も仮定を持っている」というのも、一つの「仮定」だったりして。
皆さんは「仮定」を持っていますか?
どんな「仮定」を持ちたいと思いますか?

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