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懐疑的なものへどう関わるか?

「これは自分には合わないかもしれない」

そう感じたことはありますか?

僕はあります。
キャリアコンサルティングのアプローチ技法って、たくさんの種類があるんですね。
その中で、僕は「ナラティブ・アプローチ」について、「あんまりしっくりこないなー」と感じていました。

ナラティブとは、「語り」と言われたりします。
「語り」の中に「文脈」を見つけようとするアプローチ。
「人生の全てに文脈があるわけじゃないじゃん」
そう思って、「合わないかもなー」と捉えていたんですね。

でも、「合わないなら、何がどう合わないと感じるのか確かめてみよう」と思い立ったんです。
そこで、本を買いました。

読みはじめたら、まあ面白いこと。笑
簡単に手のひら返しするようですが、
「懐疑的なものに対して積極的に知ろうとする」
そういう姿勢も大切なんだな、と身をもって知りました。

何事も全てを知ることなんてできないのかもしれません。
上辺だけを知って、好き嫌いを判断し、嫌いだったら拒絶する。
それはもったいないかもしれません。
「食わず嫌いだけでは、損してる」かもしれません。

僕のナラティブ・アプローチに対する判断も、
「語りの中に文脈を見出す」とか、
これは、ただ僕が勝手に狭義にそう捉えていただけです。
確かにそういった側面もあるかもしれませんが、それはナラティブ・アプローチの全てではありません。

懐疑的なものに対しても、余白を残し、時には積極的に知ろうとする。
そんな方法もアリかもしれません。



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