堀 香織

ライター/編集者。ブックライティングに是枝裕和著『映画を撮りながら考えたこと』、三澤茂計・三澤彩奈著『日本のワインで奇跡を起こす』など。是枝裕和対談集『世界といまを考える』、桜雪対談集『ニッポン幸福戦略』の構成も担当。

25年。

昨日、『SWITCH』編集長・新井敏記さんを、初めて、インタビューした。

23歳から29歳まで6年5カ月勤めたSWITCH編集部は、取材・執筆・編集の基本を学んだ場所であり、私の「青春」ど真ん中。アルバイトで入ったときは「大好きな雑誌の雑用ができるなんて幸せ」くらいで、ライターや編集者になるという希望や野心はまったくなかったのだが、4カ月経って「編集、やってみるか?」という新井さんからの打診に

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ラーメンの麺とスープ。

スイッチ・パブリッシングから村上春樹+柴田元幸 対談集『本当の翻訳の話をしよう』が発売され、今夜、銀座 蔦屋書店で行われた、翻訳家・柴田元幸さんのトークイベントに行ってきた。

冒頭は村上春樹との翻訳裏話がちょこっとあって、その後昨夜からたった7時間で翻訳したというF・スコット・フィッツジェラルドの「The Pearl and the Fur(真珠と毛皮)」を朗読してくれた。柴田さんの朗読は驚くほ

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ショーケンが飾ったもの。

中島ひろ子、裕木奈江、西島秀俊を輩出した「東京アクターズスタジオ」という俳優養成所に、大学卒業後通っていた。
塾長はTBSの大御所演出家・大山勝美(『ふぞろいの林檎たち』『岸辺のアルバム』など)。受講料免除の午後クラスと、20万円の受講料が必要な夜間クラスがあり(受験をしてどちらかに決まる)、授業はそれぞれ週2回、各3時間。講師はテレビの演出家や映画監督などが担当し、生徒は『ふぞろいの林檎たち』な

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未来の墓。

前日入りして、弟と一緒に下田と富士宮でお墓参りをしてきた。

午前中は祖父と伯母の眠る下田・広台寺へ。大きな樹木の影になったその墓は、たくさんの落ち葉に埋もれ、墓石は泥や鳥のフンで見るも無残な状態に。幸い母のボーイフレンドから軍手と45ℓのゴミ袋をもらっていたので、弟と20分かけてキレイにした。墓石には「宮城家」と刻まれているのだが、これは下田に「土屋」という名字が多いために選択した屋号だ。そし

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前世のお話。

友人の勧めで、先日、縁切り・縁結びに長けるというスピリチュアル・カウンセラーに会いにいった。前世を見つつ、現状でうまくいっていない原因を探り(だいたい何かに取り憑かれてる)、具体的な祓い方を教えてくれる、というものだ。

詳細は省くが、前世は「遊女」だったと言われました(笑)。そして結婚せず(水揚げされなかったってことですね。ダメじゃん!)、孤独に死んでいったらしい。

2005年に別のヒ

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