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「広告目線な日本ステキ発見!」#3 - ブルドッグとヒョウ柄とおしゃれの街 -

今回は、徳島県を旅しました

4月。「平成」の時代が終わり、「令和」というお上品な名前の時代になって早半日。今年、来年はビックイベントが続きそうだ。そんな中で私も新しいことを試そうとおもい、人生で初めて四国に降りたった。

場所は、徳島県。徳島県といっても、阿波踊りやすだちぐらいしか有名なものはない。あとは、鳴門海峡の渦潮も有名だ。実際に見た渦潮はちゃんと渦巻いていて神秘的だった。

そんな徳島市で思わず二度見したのは、こんなインパクトのある絵が書かれた民家。

圧倒的ブルドッグ

調べてみたら、中川刺繍という刺繍加工を行うお店だそうだ。ユニフォームのネームや家紋の刺繍など、幅広く手がけているらしい。

刺繍屋さんがなんでこんなに圧倒的な存在感があるのか色々と調べたら、徳島の意外な一面を発見した。

実は徳島県の人は、全国47都道府県民の中で、1年間の間に服および履物に使う購入費が東京を抜いて一番高い。さらに、通販での化粧品購入費も全国第1位。ちなみにヒョウ柄アイテム購入費は全国で2位で、ヒョウ柄オカンのイメージが強い大阪はまさかの第23位だった。

もちろん、ランキング内に洋服だけでなく和服も含まれるため、県民の一大イベントである阿波踊りの衣装代も含まれているのも一因だ。ただ、もうひとつの考えうる理由としては、徳島県の女性も関係すると思われる。

徳島県は古くから染物に使う藍を生産、販売する街として有名で、女性も古くから商いに関わることが多かった。その影響なのか、今でも、女性の医者や社長の数が全国でナンバー1なのだそう。これは推測だが、そういった人により多く会う職業についている女性は、身なりを気にしないといけないため、徳島県には服や化粧品にお金をかける人が相対的に多いのではないだろうか。

昔誰かが、「女性は仕事をすると、人の視線にさらされて綺麗になる」という話をしていた気がしたけれども、それがまさかお店の並びから見えてくるなんて思いもしなかった。

企画メシ4期の有志で寄稿するコラム集、「コラム街」。
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#企画メシ #コラム街

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