誰かと住むこと

ずーっと誰かと住む事が苦手だと思ってた。

高校卒業後アメリカの大学に進学する事になった私は、18歳で実家を出た。
それ以来、実家には年に1回しか帰らない生活をしている。

親と旅行に行ったり、親が東京に来たりもするので、会ってる回数はもう少し多いけれど、結婚する前でも実家はもう私の住む場所ではなくなっていた。

「帰って来なさい」「寂しい」だなんて親も言わない。「実の子でも3日もいられると疲れるわね」なんていう親だ。私も私で、世の中の言う親孝行は、ちょっと独特なうちの親には当てはまらないように感じている。子供の事を思っていないとか親の事を思っていないとかではなく、子供である私も親である母も父も、自分の人生を生きている証だと私も親も感じている。

一人暮らし生活が8年経過しようとする春、付き合って半年の彼から、同棲の話を切り出された。「ずっと一緒にいたい」とかいう甘い理由ではなく、単純にお互い勝手に色々しているので、同棲する事が効率的だったというのが本当の理由だったんじゃないかと私は思っている。
切り出された時、「人生の変化」に対するワクワクはあったものの(私も同棲なんてしちゃうんだなーみたいな)、「誰かと暮らす事」に関する不安は強かった。誰よりも強かったと思う。だって、実家だって気が休まらない、友達との旅行も長くなると疲れる私だから。

するか・・・って思ったのは、その前の年に起こった地震で一人暮らしの心細さを感じていたから。
あとは、母親の言葉だ。
「あんたみたいに、1人で楽しめる女は、若いうちに誰かと暮らす事を経験しておいた方がいい。まだ妥協ができるうちに。」
この言葉が大きかった。

そんなこんなで、誰かと住む事を始めた。

最初の3ヶ月は苦痛だった。(苦痛の理由はまた次回)

だけど、今は、この生活以外想像できない。
2人で「家」という共同プロジェクトをしているような気分だ。
半年に1回は大きな喧嘩からの深夜3時まで白熱する家族会議が行われたりするけれど、それもそれで一段落すれば良い会議だったと思える。

誰かと住む事は、同じ目的に向かって行う共同プロジェクトだと今は思っている。

私と夫の目的は「楽しく生きる」

とってもふんわりしてるけれど、実は奥深い目的。



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Ayumi

2人暮らし

誰かと暮らすと起こる出来事。やそれにまつわる家や暮らしの話。

コメント2件

ちゅうもえからお邪魔しました。どうぞよろしくお願いします。
小さい頃、親孝行は必ずしなくてはならない事と当然のように思っていた。しかし自分でお金を稼ぐようになるにつれ段々その事に疑問が湧いてきてた。・親も子も自分の人生を生きている・なんかすっきり気持ちいい答えだと感じました。ありがとうございます。
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