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「乃木坂46との出逢い」

高校2年の夏、僕は音楽で2度目の強烈なストレートパンチを喰らった。僕の人生で後にも先にも曲を聴いて痺れて動けなかった経験は2度だけした。と、言いつつも最初にビートルズやストーンズを聴いた時もぶっ飛んだしRCを聴いた時も飛んでたか。と書いていて思うのだが今日は少し僕の思い出話を聞いてほしい。

最初に衝撃を覚えたのは小学低学年の頃、初めてMr.Childrenの「Tomorrow never knows」や「名もなき詩」を聴いた時でした。言葉の意味なんかは深くは分からない小学生でしたがとにかくメロディが気持ち良くて痺れた。あの日から僕の生活には常に欠かせないアイテムになった。
桜井さんが好きだと言ったアーティストは欠かさず追ったし、映画も観た。
よくMr.Childrenは貴方にとって何ですか?と聞かれるが、その時には決まって「自分の中に流れている血液みたいなものです」と答えている。常に流れていて止まる事はないMr.Childrenからすべてのことを教わってきた。

そしてあの感動から、約10数年。
背丈も伸び声変わりもした高校生の頃、再び僕の音楽人生を変える出逢いがありました。

寺岡呼人さんが主催されているGolden Circleというフェスに桜井さんが参加された。
僕は現地で見れた訳ではないが後にSNSを駆使しセトリを見た。レポを見て1点気になった点があって桜井さんがその日どうしても演りたい曲があると前提に話して披露された曲があるという事。
その曲が紛れもなく乃木坂46の「きっかけ」という楽曲だった。

桜井さんの熱量を当時見たレポでも感じ、すぐさま聴いてみた。そのまま何も言わずに繰り返しボタンを押しすぐに2度目を聴いた事を覚えている。感覚的にはあの頃初めてMr.Childrenを聴いた頃のぶっ飛び方に似ていて、今回はどちらかと言うと言葉が響いてきた。その流れで当時ニューシングルだった「サヨナラの意味」や「ないものねだり」といった名曲に出逢って行ったのだ。

僕自身のアイドルのハマり方は少数ではあると思いますが、【曲の良さ】→【可愛い】という順番だった。良い曲を綺麗な人達が歌っているという感覚だった。乃木坂46との出逢いが僕の音楽の間口を広めてくれたのだ。そして大人になった今、僕は多岐に渡ったジャンルで活躍する彼女たちを尊敬の目で見ています。闘うステージは格段と下かもしれませんが、同世代が頑張ってる姿を見て鼓舞されて日常を過ごしています。

そんな僕を乃木坂46と巡り合わせた“きっかけ”をくれた【作詞:秋元康 作曲:杉山勝彦】
このタッグによる最新シングルが本日発売になっております!杉山さんらしい面白い転調マジック炸裂の名曲になりそうです!是非!

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