【本】「天才」は学校で育たない 汐見俊幸 ①
汐見俊幸さんの『「天才」は学校で育たない』(ポプラ新書,2017)を読みました。悩んでいた僕に、恩師が紹介してくれた本です。章ごとに要約してみることにしました。
■要約
今の学校は、「平均的な能力の底上げ」と、大人から見た「年相応の学び」のために、個別の可能性子育てを封印してきた。そのため、従来のシステムでは、新たな提案をする力を育むには不十分である。
・第1章
近代の学校は、国民として育ってもらうという公的な目的のために運営されてきた。日本の近代化の中で学校が果たした