WorkWith本町3Fキックオフパーティ【みんなのスペース工事中】を開催しました!!
8BANリノベーションとは、"新潟市本町8番を心地よい選択ができるエリアへ"というコンセプトのもと、暮らす人・働く人・そしてこのエリアに来る人が、「自分らしく、心地よい選択ができる」そんなエリアになることを目指して、新潟市中央区にある「WorkWith本町」を拠点に活動している団体です。
そんなWorkWith本町は2024年春に増床されることになり、現在は絶賛工事中。
この工事が着工される前日 1月14日(日)、解体が完了したまっさらな状態のWorkWith本町3Fを舞台に、トークイベントを開催いたしました。
LT(ライトニングトーク)を担当するのは、8BANリノベーションをはじめとした新潟で活動する3つのコミュニティ。
WorkWith本町に入居予定のメンバーたちと「コミュニティのつくりかた」を学び、新潟のミライを創造していきます。
当日のプログラムはこんな感じ。
参加者はなんと総勢40名超…!!
WorkWith本町史上最多人数での幕開けとなりました。
ということで今回は、WorkWith本町3Fキックオフパーティ【みんなのスペース工事中】をレポートしていきます。
みんなのスペース工事中
①主催者挨拶 - 小林紘大
まずは主催者挨拶として、株式会社新潟家守舎代表取締役 / 8BANリノベーション副代表の小林紘大より、自身の事業やWorkWith本町の紹介をいたしました。
また、紘大さんはWorkWith本町に入居した理由をこう語っています。
シェア・協働が大好き
新潟家守舎の拠点となる場所が欲しかった
8BANエリアのまちへの本気度を見せたかった
入居して1年半が経ちますが、とても快適に過ごしているとのこと。
さらに、2023年の4月からは『古町夜市』を手掛けている永井大地さん(株式会社MoAsobi 代表取締役)も入居され、WorkWithを起点に「このエリアで新しいことをやっていこう」という動きが出て来ているんだとか。
そんな魅力の詰まったWorkWith本町の3Fは、4月にオープン予定!!
気になる方は、ヒロセの賃貸または新潟家守舎までお気軽にお問い合わせください♪
②改装について設計視点から解説 - 大沢雄城
続いては、新潟と横浜の2拠点で活動している建築士 大沢雄城よりWorkWith本町3Fの解説をいたしました。
そんな大沢さんが共著者を務めた書籍「多拠点で働く 建築・まちづくりのこれから」は現在絶賛発売中!!
下記リンクより、ぜひお買い求めください(宣伝)
さて、話は戻ってWorkWith本町3Fの紹介へ。
現在8BANリノベーションが入居している2Fは4〜6人程度で使える中サイズの個室オフィスが中心の構成になっているのに対し、3Fは1〜2人で使える小サイズの個室オフィスを中心に展開されていくそう。
また、2Fの共用スペースはラウンジのようにリラックスできる場所となっていますが、3Fはイベントが開催しやすく、コミュニケーションが生み出されるような空間として活用していく予定なんだとか。
さらに、広場空間としてのイノベーションラウンジや簡単に動かせてその場に合ったレイアウトに変更が可能なビッグスライドテーブル、静かに心を整える暗室メディテーションルームなどといった、気になるスペースや特徴が盛りだくさん…!
完成予定の4月がますます楽しみになるお話でした。
8BANリノベーションのオフィス内にはWorkWith本町3Fの模型も置いておりますので、お立ち寄りの際はぜひご覧ください。
③LT - 斎藤華(株式会社DERTA)
WorkWith本町3Fの活用方法が妄想できたあとは、入居している / 入居予定のそれぞれのコミュニティから「コミュニティのつくり方」といったテーマでライトニングトークをしていだただきました。
まずは株式会社DERTAの斎藤華さんから!
新潟にゆかりのある企業やデザイナー、エンジニア、ディレクターなどを集めたコミュニティ「cos DERTA」の紹介や、そのコミュニティの中で行われているイベントについて詳しくお話いただきました。
さらには意外と知らないDERTAの成り立ちと、成り立ちから現在を振り返る中で気づいたコミュニティ創生にあたってのポイントなどについても伺うことが出来ました。
より詳しい情報を知りたい方はコチラからご覧ください。
そして!!そんなDERTAが主催を務めるイベント「DERTA JAM」では、この度初となる燕三条開催が決定!!!
イベント詳細・お申し込みはコチラからご確認ください。
【株式会社DERTA】
・HP
・X(旧Twitter):DERTA
・X(旧Twitter):cos DERTA
・note
③LT - 後藤寛勝(合同会社Flags Niigata)
続いてのLTを務めるのは、合同会社Flags Niigataの後藤寛勝さん。
最近エラボトックスを打った経験から「挑戦には痛みが伴う」という切り口でお話がスタート。
暖房もなく少しひんやりとしていた会場を、一気に沸かせてくださいました。
そんな後藤さんは「コミュニティは“依存先”」だと語ります。
また、Flags Niigataのコミュニティを作る上で意識したこととして、「依存先を作ること」「概念を作ること」の2点を挙げていました。
しかし、その中で最も大事なことは「そのコミュニティが経済価値を1円でも上げているかどうか」なんだそう。
いくら人がいたとしてもこの部分を怠ってしまっては、ローカルコミュニティが持続していくのは難しいと仰っていました。
そして終盤には、合同会社Flags Niigataの会社説明と事業内容についてご紹介いただきました。
いくつかピックアップしてみたので、気になる方は下記URLからチェックしてみてくださいね。
【合同会社Flags Niigata】
・HP
・X(旧Twitter)
・Instagram
③LT - 稲葉一樹(8BANリノベーション)
最後のLTを務めたのは、我らが8BANリノベーション代表の稲葉一樹さん。
エラボトックスを打った後藤さんに対して、親知らずを抜いて頬が腫れているという稲葉さん。さらに会場をあたためてくださいました。
意外と知られていない“8BAN”という名前の由来は、プロジェクトのスタートとなった場所が本町8番町と坂内小路の交点にあったことから来ているんですよ♪
良いですか?
8番町の8と坂内小路の坂(BAN)をとって“8BAN”です。
はいこれ、テストに出ます。
ここから「徒歩5分圏内の場所を重点的に魅力的なエリアにしていこう」というのが、8BANリノベーションの取り組みです。
主な活動は以下の通り。それぞれの様子は各種SNSにてチェックしていただけると嬉しいです◎
そして最後に、川喜田二郎さんのお言葉を紹介し「一緒に創造して『ふるさと』をつくっていこう」という熱い想いを乗せてLTを締めくくっていただきました。
【8BANリノベーション】
・HP
・X(旧Twitter)
・Instagram
④トークセッション
さて、全てのLTが終了したあとはトークセッションへ。
最初は「今後WorkWith本町でどんなことをしていきたいか?」というテーマでお話がスタートしました。
小林紘大(以下 小林):後藤さんは先ほどのプレゼンで「メンバーには無料で使って欲しい」などと仰っていましたが、どんな使い方をしていきたいですか?
後藤寛勝(以下 後藤):オフィスとして使うのはもちろんですが、メディアを使った発信にも挑戦してみたいなって。Flags Niigataで企画しているBSNラジオ「のための会議」の収録や、現在コメンテーターを務めているテレビ朝日の「Abema Prime」のような番組を撮影するスタジオにして、本音や主張をぶつけ合える場所にしてみようかなと思っています。
小林:大沢さん、出来ますか?(笑)
大沢雄城(以下 大沢):出来ますよ!!(笑)よくある公開収録みたいなのも良いけど、コミュニティとしてまちなかで収録や撮影をすることで「場がメディアになっていく」っていうのは理想的かもしれませんね。ぜひやりましょう!
小林:続いては8BANチーム、いかがですか?
稲葉一樹(以下 稲葉):まちづくりの視点から考えると、まずは「まちなかに住んで欲しい」という思いが強いですね。例えば東京から出るとなった時に、最初の選択肢として新潟を選んで欲しい。
働く場所・遊ぶ場所・暮らす場所の全てが集積してるような場所として考えたら、駅前ではなく“古町”の方がポテンシャルを秘めてるんじゃないかな。
小林:DERTAチームはいかがですか?
斎藤華(以下 斎藤):実はDERTAって、今までオフィスがなかったんですよ。定期的に集まれるような場所はあったんですけど、オフィスらしいオフィスはなかったので、まずはDERTAメンバーとの仲を深める場所として使えたら良いなと思っています。あとは、コミュニティのメンバーがやりたいことを実現するための第一歩として、この場所を活用していけたら嬉しいです。
小林:WorkWithでDERTA JAM(※DERTAが主催しているイベント)やりません?
斎藤:え!ぜひ!!実はまだ稲葉さん、後藤さん、大沢さんにはご登壇いただいていないんですよ…!
小林:俺はやったけどね(笑)
斎藤:そう!(笑)紘大さんにはご登壇いただいたことがあるんですけど、皆さんはまだなので…初回はぜひこのメンバーでお願いしたいです!!
小林:いいですね!じゃあ他に思いついたと言っていた後藤さん、いかがですか?
後藤:僕、最初は東京にいる新潟出身の人たちと一緒に事業を始めたんですけど、そこから3年くらい経ってきたときに、徐々にUターンをする人が増えてきたんですよね。それと同時に色んな方から「どこに住んだら良いか」「どこでお店を出したら良いと思うか」っていう相談をたくさん受けるようになったんですよ。そしたらちょうど僕の幼なじみも4月から古町で焼肉屋をやることになって。
一同:焼肉!!(嬉)
後藤:そう!それでまた「どこにしたら良いのか分からない」っていう悩みも聞いていたので、案内所みたいなのもやってもらえたら嬉しいですね。せっかくこの界隈には物知りな方がたくさんいるから、それを活かしたいなって。slack(※デジタルチャットツール)で何百人かの方に声をかけるのってなかなか難しいけど、仕事しながらフランクに聞ける場所があったら、めちゃくちゃ良くないですか?
小林:確かに行けば必ず誰かがいて、なんでも気軽に聞けるような場所があるっていうのはアリですよね。
後藤:ヒロセ(の賃貸)さん、それすごく良いと思います、僕は。ぜひよろしくお願いします(笑)
小林:8BANチームとして、来年度の8BAN PARKで考えていることってありますか?
稲葉:そう!言い忘れてたんですけど、DERTAとFlagsの皆さんに8BAN PARKをジャックしてもらえないかなって思ってるんですよね。年に4回開催しているんですけど、そのうちの1回をDERTA、もう1回をFlagsプロデュースで開催出来たら面白いんじゃないかなって。
小林:DERTAチーム、どうですか?
斎藤:はい!ぜひやりたいです!DERTAって、デザインとかデジタルとかっていうテクノロジー(?)みたいなイメージがあると思うんですけど、やっぱりオフラインでのコミュニケーションって大切だなと思っていて。なんというか、汗をかきたいです!!(笑)
小林:良いですね。今のを受けて、後藤さんはどうですか?
後藤:いやもうぜひ!!やりたいですね。地方と東京都の違いって、人口規模としての都市力とかもあると思うんですけど、一番は場所があるところなんじゃないかなあと考えていて。その中でも、場所のブランド化に成功しているのが8BAN PARKなんじゃないかなって。そこを使ってやりたいことがある人っていっぱいいると思うので、これから構想を練っていきたいですね。
後藤:でも難しいのが、出店者が被ることなんじゃないかと思っていて。新潟出身で東京でお店を出している人とかもいっぱいいるので、そういう人を出店者として呼んでみたいですね。こういう動きがあるのも知らないだろうし、新潟への見方も変わるんじゃないかな。
小林:確かに色んな方に関わってもらえるのは嬉しいですね!!
と、終始和やかな雰囲気で話に花を咲かせていました。
全部書きたいところなのですが、大変長くなってしまいそうなので割愛させていただきます…!
続きが気になる方はぜひコチラからトークセッションの様子をご覧ください。
⑤懇親会・交流会
全てのプログラムが終了したあとは、2階へ移動して懇親会・交流会の時間。
WorkWithにこんなに大勢の方がいるのは初めて…!!
atoriさんの美味しいおにぎりやスープ、紘大さんチョイスの韓国のお菓子やヌガーサンドなどをお供に、お酒を交わしていきます。
さらに、懇親会にご参加いただいた皆さんには、コミュニティ同士のコラボアイデアとして
こんなイベントがあったらいいな
こんな企画をしたい!
WorkWithを使ってできること
といったものを付箋に書き出してもらいました。
LTとトークセッションを聞き、他のコミュニティの方々との交流をしたことによって、思い描いていた妄想がより具体的になる有意義な時間になりました。
おわりに
改めまして、WorkWith本町3Fキックオフパーティ【みんなのスペース工事中】にご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!!
そんなWorkWith本町の3Fは4月にオープン予定。
今後も目が離せない激アツスポットになること、間違いなしです。
最新情報は8BANリノベーションのInstagram、X(旧Twitter)にて!
会場の様子を素敵に撮影してくれた優秀なカメラマンは、新潟家守舎 / DERTAインターンのうららちゃんでした。ありがとう〜!!
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