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対機説法?

一昨日の夜に勉強会をしていた。某大学教授に教えを請うている。さて、その先生には私的勉強会以前に、僧侶向けの講習会で何度か講義を受けてきた。

ある時、ある会議のコーデネーターを私が勤めたとき、データをどう切り取るか?という点この点を強調して欲しいとお願いしたことがある。

また、同様のデータでこれからの研究で考えるべき数値や切り取り方を教えてくれた発表もして頂いたこともある。

同じデータでも聞き手目線で考えて、今、この聴衆に役に立つ切り取り方はという視点で発表をしていただいていた。

データを不正に改竄したり、曲げてものを見たりしたのではない。事実は事実であるが、そこから何を受け取るべきかはを講習を受ける側により異なる。

そういう意味で、本日(7月19日)の朝日新聞の天声人語は勉強になる。


順天堂大の姫野龍太特任教授によると、チーム数が限られた大リーグやプロ野球と高校野球ではデータの活用法が異なる。「高校ではけ がをしないフォームなど、選手一人ずつの能力向上に使うべきだ」と話す。

仏教は対機説法という。真実は変わらないが、受け止める相手の機根に合わせてものを説くという。

説教をする。話すを重視しがちだが、まず相手を知る…いや、それは自分の能力では出来ないと思っているが…知ろうとする努力をする。それが大事と…

説法が得意でないからの言い訳ですか…

その通り!(笑)

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