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畳剥がせば陽が差した!

 前回の記事から更新が少々滞っていたのはなぜかというと、私がこの2、3週間にやっていたのが、実に、実に地味な作業だったからなのでございます! というのも店以外の場所に置いている本の在庫をひたすら整理し、ひたすらダンボールに詰めに詰めていた。。。とにかく片付けを最優先していたため、先週と今週で私が朝来に行ったのは1泊2日で1度だけ。で、その時も住居の壁を漆喰で塗ったりはした(それはそれで割とうまいこといった)ものの、店に関することで特筆すべきことは別段なし!(しかも片付けはまだ全然終わらない) ……だったのですが、このペース(通常営業しながら店が終わった後に夜中まで片付け&定休日の2日間だけ朝来に行って何らかの作業)では、来月に迫っている家の引っ越しまでに済ませておきたいあれやこれが間に合わねぇ! 

 というわけで、先週あたりから夫が一人で数日朝来に赴いては、畳剥がすやら捨てるやら、はたまた壁を塗るやら天井塗るやらといった作業を、近くに住まう夫のかかさまや従弟さま(パティシエさんだけに、壁に漆喰塗るのめっちゃうまいらしき!)や、そのおいちゃんおばちゃんたちにお手伝いしていただきながら、ぐいぐいっ!と進める形になったのでありました。 ちなみにその間私はなにをしているのかと言えば、堂島の店を開け続けている! のですが、妻としてこれワタシ大丈夫なん?どうなん!??と心ひそかに自分で自分にツッコミを入れている次第なのでございます! おおお……。次の定休日は私も朝来に行ってバリバリ働くぞ!! 

 さておき、そんなこんななここ最近だったのですが、画像は店舗部分の床の畳を全部剥がしたところ(夫が)でございます☆ 床下は業者さんに頼んでコンクリで固めるんだー。そしてその上に自分たちで床板を敷いて、その上にめっちゃ本を置く予定! なのですが、実は最初は予算の関係で床下の補強も自分たちでしようかなと考えていたのですが、調べるだに無理そげで業者さんに頼むことにしたのですが、ほんとに頼んでよかったです。大正解! だって夫が床の畳を剥がしたら、「床板のすき間からバンバン陽が差し込んでいた」って言うではないかーい!

 なぜそれが問題なのかというと、普通床下は真っ暗なはず。なのに陽が差し込んでいたということは、床下のいろんなところが見た目以上にスッカスカになっていたということだからです。そんなところを素人がコンクリで固めれられるだろうかと言えば、答えは否! 床、大事!!

 明治期の建物で本屋をしようと思えば様々なところで補修が必要になってくるわけですが、一つ一つ確かめてみなければ分からないことが多く、そして確かめた上でできることとできないこととを分けて考えるのは実に大事な作業だなと改めて感じた次第です。余談ですが、店舗になる部屋の建具や襖(残念ながら店にする際に大体は外しますが、住居部分で再利用の予定)、めちゃかっこいいので古いもの好きにはたまらんです☆ ビバ・明治!

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