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万年青に続いて、引っ越しだ!

 前回の更新から少し時間が空いてしまった上に時間軸が前後しますが、堂島の店を閉める前には実に様々な方が、お近くや遠くからご来店くださいました☆ ありがとうございました!! 「第一回本おや大賞」受賞作家である作家の河治和香さんも遠方から駆けつけてくださったうちのお一人で(その節はありがとうございました!!!)、画像の植物はその時河治さんがお贈りくださったものなのですが、なんだかわかりますでしょうか……!?

 答えは、「万年青」! 「おもと」と読みます。時代小説を読まれる方は、なんとなーく聞き覚えがあるかもしれません。私自身、これまで「万年青」が出てくる時代小説を読んで得ていた知識からいえば、「隠居したお金持ちの商人が競い合って育ててる盆栽みたいな何か」(←そして、この認識が正解なのかどうか問題!)だったのですが、実際に画像の植物をいただいた時、そのプリチーで若干「洋風」な感じ(器のシックな感じも相まっているのやも)にびっくり! これがあの万年青なのーっ!?と驚きを覚えたわけですが、河治さんにお聞きしたところによると、人が越すより先に、家移りする家の玄関に万年青を置いておくと幸先が良いらしいです。へぇー!!

 そんなこんなで河治さんがお贈りくださった万年青ちゃんは、われわれ(夫と私!)が引っ越す前の週に、無事先に家入りを果たし、次の週の引っ越し当日には、シャン!とした姿で玄関でお出迎えしてくれたのでした☆

 その後、12月12日で店を閉めて数日後に家の引っ越しをしてから、実は大阪にトンボ帰りで1週間強滞在し、店の片付けをしていて(次回書きます!)、ようやく朝来に戻ってきたと思ったら、大寒波による大雪で、暖房器具のまだ整っていない家に住むのも難しき、と夫の実家(そちらもそちらで積雪50センチほど〜!)にしばらく避難させてもらっていたので、本日ようやく我が家に戻ってきたのですが、玄関を開ける前、「万年青ちゃんは無事か……!?」とよっぽどヒヤヒヤしましたが、ちょっと寒そうでしたがやっぱりシャン!とした姿で私たちを迎えてくれたのでありました☆

 ようやく住処が落ち着きました。そして今日から朝来での暮らしが本格的に始まったような心地です! 河治さんからたいへん幸先の良い素敵な植物をいただいたので(そして寒さにもめげず、万年青ちゃん元気にお家で待ってくれていたので!)、これからなんぼうほどにも良いことが起こりそうな予感がしております☆★☆

 そんなこんなで、ついに明日からお店の改修工事も本格始動です! 来春には無事本おや再オープンできるようにがんばりまーす!!

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