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11月第4週 今週のおすすめ「本の話」 5選

今週は22日に発売されたオール讀物から「讀みどころ」を公開。また早見和真さん、桜木紫乃さんのインタビューや「ミステリの書き方」講座より円居挽さん新井久幸さんの対談をお届けします。

ほかにも文春オンラインからは林真理子さんのインタビューを掲載。

そして本の話noteでは浅葉なつさんの新作ファンタジー『神と王 亡国の書』から1、2章を期間限定で全文公開です!

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★オール讀物12月号「讀みどころ」

今号の特集は〈時代小説大賞2021〉と〈警察小説最前線〉。

『李王家の縁談』を上梓した林真理子さんと歴史学者の磯田道史さんが、近代日本の「皇室の縁談」を徹底解説! 小室眞子さんの結婚で注目を集める「皇室の縁談」について、明治以降の日本の歴史を紐解き、やんごとなき方々の結婚に秘められた深謀遠慮を解説します。


★この官房長官は本物か!? 青年政治家の闇に迫る――『笑うマトリョーシカ』

27歳の若さで代議士となった男は、周囲を魅了する輝きを放っていた。秘書となったもう一人の男は、彼を若き官房長官へと押し上げた。総理への階段を駆け上がるカリスマ政治家。

「この男が、もしも誰かの操り人形だったら?」
最初のインタビューでそう感じた女性記者は、隠された過去に迫る――

『イノセント・デイズ』の衝撃を越える、そして、『店長がバカすぎて』とも全然違う、異色の不条理小説『笑うマトリョーシカ』。若くして官房長官に上り詰めた代議士と、それを支えた同級生秘書の物語です。


★5年半つづいたボツ地獄――作家・桜木紫乃が初めて「生き残る秘訣」を明かした

オール讀物新人賞を受賞から20年。いまや押しも押されもせぬ人気作家となり、節目となる新刊『ブルースRed』(文藝春秋)を上梓した桜木さんだが、じつは新人賞受賞後、人には言えない苦労の日々があったという。

人気作家はいかにして「壁」を乗り越えたか――桜木紫乃さんのインタビューをどうぞ。


★作家、編集者がホンネで語る「ミステリ新人賞」への第一歩――オンライン講座の一部を特別公開!

多数の作家を輩出する大学サークル「京都大学推理小説研究会」。

ミステリ界の“虎の穴”で研鑽を積んだ作家と編集者が、作家志望者から寄せられた10の疑問にホンネで答えました!


★「皇室制度ははかない存在で、知恵と力を絞らなければ滅びていく」
林真理子が“皇族の結婚の小説”で描きたかったこと

 いつの時代も「高貴なる方々のご成婚」は世間の注目の的だ。明治の終わりから大正にかけて、娘である方子(まさこ)妃の結婚相手探しに尽力した皇族の梨本宮伊都子妃を主人公に、戦前の皇族・華族の結婚問題を描いた『李王家の縁談』が発売されました。

著者の林真理子さんは自他共に認める“皇族・華族フェチ”。執筆の舞台裏や、書き上げたからこそわかった現代の皇室の難しさについて伺いました。


★【期間限定】 12月7日発売 浅葉なつ新作ファンタジー『神と王 亡国の書』刊行記念
1、2章全文公開!

 大ヒット『神様の御用人』の著者・浅葉なつさんの新作は、『古事記』からインスピレーションを得て生まれた「神」と「世界の謎」をめぐる壮大な物語です。

いよいよ12月7日に発売される、浅葉なつさんの最新刊『神と王 亡国の書』の刊行を前に、1、2章を期間限定で全文公開いたします。

https://note.com/hon_web/n/naf2f7b7e429c



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 本の話では「読者と作家を結ぶリボンのようなウェブメディア」として、書籍にまつわる記事を配信しています。

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