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2月第2週 今週のおすすめ「本の話」 5選

文春文庫からは『神と王』浅葉なつさんのインタビューと、ただいま開催中の「大切な人に贈る本」フェアをご紹介。文學界は、芥川賞を受賞された砂川文次さんの受賞後第一作となる「99のブループリント」をちょい読み公開しました。

本の話noteからは石原慎太郎氏追悼として、水道橋博士の『藝人春秋3』をピックアップ。また木下昌輝さんを講師に迎えた「歴史時代小説オンライン書き方講座」をご案内します。

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★「大切な人に贈る本」フェア、ただいま開催中!

2月14日はバレンタインデー。大切な人へ気持を伝えるために、一緒に文春文庫のとっておきの1冊も手渡してみませんか。今月の新刊からフェアに入っている2冊をご紹介します。
(フェアは一部店舗で開催中です)

■今月の文春文庫はこちらをどうぞ


★浅葉なつインタビュー 「さらっと書いてあるけれど、“天の沼矛”はどこから来たのか?」日本の神話に着想を得た、新・異世界ファンタジー

累計200万部を超えるベストセラー『神様の御用人』シリーズ。その著者、浅葉なつさんによる、壮大な異世界ファンタジーがこの冬、誕生した。新シリーズ『神と王』は、日本の神話からインスピレーションを受けているという。


★砂川文次 芥川賞受賞第一作「99のブループリント」

金15キロ、時価総額2億円。アンドウはいかにしてこの資産を得るに至ったのか。奇妙な手記が始まる――


★<石原慎太郎氏追悼>
水道橋博士著「藝人春秋3」第4章 【エライ人・対決編】石原慎太郎VS三浦雄一郎 公開

水道橋博士が追っていた「石原慎太郎ミステリー」とは何か。

番組での出会いをきっかけに、石原慎太郎というパーソナリティに興味を持ち、著書や評伝、研究書を読み継ぎ、その後、番組を通じて徐々に本人とも懇意になり、時には酒席に呼ばれ、ふたり差し向かいで腹を割って話し合うこともあった水道橋博士。しかしあることをきっかけに「シッシッ!」と追い払われるようになってしまう。関係が悪化しても水道橋博士が追い続けたかった謎とは…。石原慎太郎氏の逝去を受けて、彼を追った水道橋博士のノンフィクションを一部公開します!


★<オンライン講座>
オール讀物新人賞特別企画 「小説家」への道~歴史時代小説オンライン書き方講座~講師:木下昌輝さん

2012年に第92回オール讀物新人賞を「宇喜多の捨て嫁」で受賞された木下昌輝さん。同作はいきなり直木賞候補作となり、舟橋聖一文学賞、高校生直木賞、咲くやこの花賞を受賞。以後も大阪ほんま本大賞、野村胡堂文学賞、中山義秀文学賞などを受賞、歴史時代小説家として、いま最も注目されている作家のお一人です。

物語のアイディア、資料、プロット、執筆時のポイント…などなど、歴史時代小説の書き方を分かりやすくオンラインで解説します。

■詳細はこちら!



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おしらせ☆《読んで楽しむ、つながる》小説好きのためのコミュニティ! 「WEB別冊文藝春秋」がスタートしました。

連載中の作品は第1回からすべてお読み頂けるほか、WEBオリジナルコンテンツもお楽しみいただけます。

また、「読む人と書く人がつながる場所」であることを大切に、毎月人気作家のオンラインイベントを開催! 「WEB別冊文藝春秋」開始を記念して、ともに『別冊文藝春秋』の連載作家である有栖川有栖さんと一穂ミチさんのオンライントークショーを開催します。

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 本の話では「読者と作家を結ぶリボンのようなウェブメディア」として、書籍にまつわる記事を配信しています。

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