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1月第1・2週 の「本の話」 おすすめ3選!

12月28日(木)から1月10日(水)に、本の話で公開された記事の中から、注目の記事をピックアップ!


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★鬼平襲名! ――令和に親子で繋ぐ“鬼” 松本幸四郎×市川染五郎

池波正太郎生誕100周年を機に人気シリーズ「鬼平犯科帳」が新キャストで蘇りました。親子で鬼平を演じるお二人の先達への敬意、そして使命とは――松本幸四郎さんと市川染五郎さんに伺いました。


★「#作家になった流れ」が流行っているけど…「小説家になろう」発の作家がデビューするまで

明治東京を舞台に、しっかり者の令嬢と謎めいた青年が妖がらみの事件を追う――『暁からすの嫁さがし』の著者は、小説投稿サイト「小説家になろう」でデビューした雨咲はなさんです。
「小説家になろう」での投稿を始めて今年で10年を迎えた雨咲さんに、デビューするまでの経緯をエッセイ形式で綴ってもらいました。


★私は私の身体で生きていく――西加奈子が紡ぐ“女であること”から解放される8つの物語

西加奈子さんの5年ぶりの短篇小説集『わたしに会いたい』は2019年から22年にかけて発表された7篇と書き下ろし1篇を収録した作品です。
こちらの作品について西さんにお伺いしました。


●今週のポッドキャスト

【著者が語る】一色さゆり『ユリイカの宝箱 アートの島と秘密の鍵』

第14回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作家・一色さゆりさんによる『ユリイカの宝箱 アートの島と秘密の鍵』(文春文庫)が、1月4日に発売されました。一色さんは東京藝術大学を卒業後、ギャラリー・美術館勤務を経て、『神の値段』『カンヴァスの恋人たち』「コンサバター」シリーズなどの数々のアート小説を手がけられています。新作の刊行を記念して、一色さんに本作の読みどころや、美術館を回るコツについてお伺いしました。


【翻訳の部屋】ChatGPTを予測した『AI 2041』は年始に読むべき「未来予測本」のイチオシだ!

2023年はChatGPTや画像生成AIが一挙に身近になった年でした。それを見事に予言したのが『AI 2041 人工知能が変える20年後の未来』(中原尚哉訳)。AI研究者にして起業家のカイフー・リーのヴィジョンを、気鋭のSF作家チェン・チウファンが小説化、AIの最先端を追究する10の物語を生み出しました。果たして本書の「予言」のなかで2024年に熱いトピックとなるのは何か? 担当編集キヌガワが未来を予測します!


【文學界presents文学への道】㉒文學界2月号の読みどころ

文學界2024年2月号のご紹介です。島田雅彦さん、千葉雅也さん、又吉直樹さん、坂崎かおるさんの創作や、酒井泰斗さんと吉川浩満さんの新連載、同じく新連載となるリレーエッセイ「身体を記す」、また特集「没後100年、これからのカフカ」についてなど、文學界2月号の読みどころをデスクの田中と編集部の田口がご紹介します。


【オールの小部屋】直木賞候補作家インタビュー、映画「陰陽師0」、追悼・伊集院静

発売中のオール讀物1月号について読みどころを紹介していく【オールの小部屋】。年始の静まりかえった編集部からひとり語りでお届けします。前回の【読書で元気!】企画につづき、直木賞候補作家全員インタビュー、「陰陽師」大特集、伊集院静さんの追悼と、いずれも必読の記事ばかりです。


【翻訳の部屋】話題作『イーロン・マスク』が翻訳書のエキスパートの選ぶ2023年のベストワンに選出!

翻訳ノンフィクションの翻訳者・編集者・版権エージェントが厳正なる投票で選ぶ「今年の一冊」。その第1位にウォルター・アイザックソン著『イーロン・マスク』(井口耕二訳)が選ばれました! 過去には『サピエンス全史』や『FACTFULNESS』が1位に輝いた、このランキングについてご紹介しながら、同書担当編集者のキヌガワが、あらためてこの世界的ベストセラーの魅力を語ります。


【話題作🎧試し聴き】『師匠はつらいよ 藤井聡太のいる日常』(著・杉本昌隆/朗読・井之上潤)

藤井聡太八冠の師匠・杉本昌隆さんがつづったエッセイがオーディオブックになりました。瞬く間に頂点に立った弟子との交流とは?


【5分で聴く♪文春新書】川本大吾著『美味しいサンマはなぜ消えたのか?』

2023年は猛暑からいきなり冬になり、秋らしさが感じられませんでした。しかも、秋の味覚のサンマが近年ずっと不漁続きで、脂ののった塩焼きには久しくご無沙汰という人も多いでしょう。日本の魚消費量は右肩下がりですが、じつは「安くて美味しく大量にとれる魚が、食用にされていない」という現実が『美味しいサンマはなぜ消えたのか?』からは見えてきます。流通に乗りにくいという理由だけで、肥料や飼料にされているのです。しかも、漁業資源の管理はザルそのもの。サンマなどは実際の漁獲高よりもはるかに高い「規制」が設定され、規制の意味をなしていません。さらには、パワハラなどで若い世代が漁業に定着せず、産業そのものが衰えつつあります。日本の魚食大国としての文化を次世代に受け継ぐために何が必要なのか?
著者の川本大吾さんと考えます。


【翻訳の部屋】『138億年のものがたり』で子どもも大人も世界レベルの教養を身につける!

宇宙のはじまりのビッグバンから新型コロナウイルスまでの全部の歴史をフルカラーイラストで一冊に詰め込んだ、究極のビッグ・ヒストリー本『138億年のものがたり』(クリストファー・ロイド著)!
福岡伸一先生も大推薦、クリスマス・お正月・入学祝い・こどもの日・お誕生日すべてのプレゼントに好適な本書が、お子さんだけでなく“大人も読むべき本”である秘密を担当編集者が必死でプレゼンします。


【話題作🎧試し聴き】『拾われた男』(著・松尾諭/朗読・三好翼)

俳優・松尾諭の笑いと涙のシンデレラ(!?)ストーリー。仲野太賀主演で話題となったドラマ『拾われた男』の原作が“オーディオブック”になりました!



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