私は中高生の頃、親に起こされないと起床することができず、毎朝喧嘩からはじまりました。そしてほぼ毎日、最寄駅をダッシュし、飛び込み乗車をして、結局遅刻。そんなだらしのない日々を送っていました。

大学1、2年生の時は3時就寝、10時起きなんて日がほとんど。なんならお昼の12時過ぎまで寝ている日もたくさんありました。

そんな私が早起きコミュニティ「朝渋」を運営するようになって１年が経ち、今では5:30〜6:00くらいで起床ができるようになりました。

今回は、早起きがとっても苦手だった私が感じた早起きの魅力と、習得したコツのお話をします。

夜型人間が感じた早起きの魅力

私が朝型になって感じた早起きの最大の魅力は、朗らかな気持ちで日々過ごせるところです。

夜型の時の私は、朝は親に起こされ喧嘩してはじまり、イライラして電車に乗り、電車が遅れるとブチギレ、遅刻したら先生や友達に謝る。そんな毎日でした。

早起きをすると、起きられた自分をすごく褒めたくなりますし、時間をたっぷりかけて朝の準備ができます。なんなら白湯なんて飲めちゃいます。余裕があるので、電車がちょっと遅れてもOK。途中で美味しいパン屋さんを見つけることだってできます。

朝イライラしてはじまるか、それとも朗らかにはじまるかで、その日の幸福度がびっくりするくらい変わります。夜型の時は、自分がこんなに毎日イライラしていたことにも気がつかず、むしろイライラしているのが当たり前だと感じていました。

１度早起きしてみたら、めっちゃいい人に生まれ変わった気分になるので、本当にオススメです。笑

早起きのコツ＜精神編＞

早起きができるようになって気がついたことは、私は早起きが嫌いなのではなく、「無理矢理起こされること」が苦手だということ。そして、起きるのが嫌だから起きないのではなく、「起きた後にある予定に行きたくないから起きない」という思考だったことに気がつきました。

つまり、「起きられない」ではなく「起きたくない」が正しかったのです。

例えば、ディズニーランドは起きられるけど、学校は起きられない。
ディズニーランドは行きたいから、自主的に起床します。でも行きたくない学校には、行きたくないから起きたくない。でも、親は無理矢理起こしてくるから、もっと起きたくなくなる。そんなことはありませんでしたか？

私の親は厳しかったので、無理矢理布団に包まった状態の私を、そのまま階段から引きずり下ろすこともありました。そこまで抵抗してたのは、学校で嫌なことがあったからなのに、「とにかく起きろ！」という怒り方がすごく嫌だったのを覚えています。私はその度に朝が大嫌いになり、怖くなりました。

早起きが苦手な方は、こんな私の親のようなことを、自分で自分にしているのではないかなと思います。「とにかく起きなきゃ」と自分に唱えたり、爆音の目覚まし時計を鳴らしたり。それだとどんどん朝が嫌いになりませんか？

私が、意識して変えたのは日々「起きたい」と思えるようにすること。さすがに、毎日ディズニーランドに行くのは難しいのですが、自分が明日起きるのが楽しみになることを考えて寝ることを意識しました。

例えば、絶対見たいテレビ番組をあえて録画して朝に見たり、新しく買った化粧品を夜使いたいところを我慢して朝に持ち越したり、寝る前に明日は好きな人に会うからヘアアレンジをして家を出ようと唱えたり、美味しい朝ごはんを食べに行ったり。

自分のテンションが上がる、心の底から「起きたい！」と思える行動をイメージしてから寝るのです。すると、「起きなきゃ」から「起きたい！」に変わり、それを少しずつ積み重ねると、朝が怖くなくなって、朝早く起きることに自信がつきます。

寝る前にイメージする行動は、中途半端なものではダメです。多分睡魔に負けます。とにかく自分がワクワクするコンテンツを、夜に消費するのではなく、朝におあずけし、朝に楽しむことを習慣化することがポイントです。

早起きのコツ＜物理編＞

最後に、「起きたい！」と思えるようになったら、あとは起きやすくする最終手段を伝授します。私がオススメするのは２つ。

１. 夜ご飯を食べない、食べすぎない。
２. 起きた瞬間に目を潤す。

めっちゃ物理的。

夜ご飯を食べるか食べないかで、本当に朝の目覚めが違います。１回試してみたらわかるはずなので、試してみてください。難しい場合は、早めに食べる意識をする、消化しにくいものを食べすぎない、などと心がけるといいと思います。

２の目を潤すというのは、目薬でも、アイボンのような洗眼剤でも構いません。アラームが鳴って、気づいて消しはするんだけど、目は開けられないから起きられないという方にオススメの方法です。

目が開けられないというのは、眠いという理由だけではなく、目が乾燥して開けにくいということもあります。そのため、目薬をさすと、いやでも目が潤うので、ぱっちり目が覚めやすくなりますよ！

最後に

夜更かしはたまにするのは楽しいけれども、通常は早起きをしてた方が生きやすいな〜って感じます。お金も貯まるし、無駄な付き合いを省けます。

このnoteを読んで、１人でも多く、夜型人間が朝型人間になりますように！