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行動ひとつで人生が変わっていく / 2018.4.21


私は4月から拠点を持たない生活をはじめ、現在は宮崎県にある青島という町にいる。
友人不在の友人の家でひとり暮らしをしている。


毎日朝6時に起きて、海沿いを散歩して、作業をして、お昼にまた散歩して、作業をして、ジムに行って、お風呂に入って、22時に就寝。

という感じの日常を送っている。


控えめに言って最高だし、幸せだし、まさに理想の生活。



けど、何か物足りなかった。

美しい海があって、気候も暖かく、食事も美味しくて、温泉だって、ネット環境だってある。

何でもそろっているはずなのに、何かが足りない。



考えてみた結果、それは「友だち」だということに気づいた。

気づけば数日間、誰とも会話をしていなかったのだ。

最近の会話といえば、父親と電話したくらいだ。



ひとりの時間は大好きなんだけど、やっぱり物足りない。

たわいないことを話したり、一緒にご飯を食べる友だちがほしい。



しかし黙っていても友だちなどできるわけがない。

ということで、今日から私は地元の人に積極的に声をかけてみることに決めた。

友だちを作るのだ〜!!!



ちょうど昨日から「青島ビーチパーク」がオープンした。

4月から9月末にかけて開催されるおしゃれな海の家。期間中には様々なイベントが行われ、全国から人が集まる話題のスポット。



そんな青島ビーチパークで、私は早速ある人たちに話しかけた。


勢いで話しかけてしまったので、とっさに「こんにちは〜!宮崎の方ですか?」と下手なナンパみたいな発言をしてしまったのだが、彼らは気にした様子もなく会話に付き合ってくれた。


そこで出会った人物のひとりは「波乗り起業家」と名乗る、元プロサーファーのEJさん。

オーストラリアで会社を立ち上げ、去年の夏に売却。そして会社ごと、社員全員で青島に引っ越してきたらしい。スケールが大きいな。

「サーカス団みたいに、会社ごと世界を移動していきたい」と言っていた。仲間たちを巻き込んで、楽しいことをして生きていきたいと。EJさんの生き方にはすごく共感できたし、話を聞いているだけでワクワクした。おもしろかった。


どんな流れでそうなったのかは忘れてしまったけど、たしか「友だちがほしい」と相談したんだっけな。

そしたらEJさんが「じゃあ、青島にいる間うちで働いちゃえば?」と誘ってくれた。

わたし「働きたーい!いいの!?」

EJさん「全然いいよー!」

わたし「いつまでいるかわからないし、契約とか結べないけど大丈夫?」

EJさん「うん、大丈夫。銀行口座だけ教えてくれればOK!」

わたし「ヒマな時間にちょっとだけ〜って感じでもいーい?」

EJさん「全然いいよ、好きなときだけ手伝ってもらえれば!」

わたし「仕事内容は?」

EJさん「ニコニコ接客することがほなみんの仕事!」

わたし「完ぺき!やります」


という感じで、出会って5分くらいで仕事が決まった。



↑ということで、青島にいる期間、たまーにこのお店でお仕事することになった。




間違いなく、今日「友だちがほしい」と思わなければ、彼らに話しかけなければ、こんなことにはならなかっただろうと思う。

一歩踏み出すのは勇気がいるけど、自分の行動ひとつで人生が変わっていくんだということを実感した。





彼らは、これから一緒に働く仲間たち。
みんなオーストラリアから来たサーファーさん。フレンドリーで陽気で楽しくて、もはやすごく好き。



新しい環境に、新しい仕事に、新しい出会い。
すごくワクワクしてきた。またしばらく、青島から動けなくなってしまいそうだな。




旅って最高だね。大好き。これからもこうやって流れに身を任せて生きていきたいな。

と思った。



そしたら、

「そうか、私はこういう生き方をしていきたいのか。」

と気づいた。



実は最近「これからどう生きていこうか」って迷いがあったから、すごく腑に落ちた。


私は流れに身を任せて生きていく。

未来のことはほどほどに、今を生きていこう。




最後に、1日を振り返ってひとつ言えるのは、日記なんぞ書いている場合じゃない。

今すぐに原稿を仕上げなければいけない。


シュークリームが食べたいです