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幸せになる方法065 47歳にならない

人間は47歳前後に幸福度が最も低くなり、その後、年を重ねると、また幸福度が回復する傾向があるんだって。「幸福のU字カーブ」っていうだよ。何と類人猿にもその傾向があるらしいよ。中年のおじさん、おばさんには優しくしてあげようね。

人は50歳でもう一段、大人になるのかも。

幸せは年齢によって変わるのか?

答えはどうやらイエスです。

47歳前後は人生で最も不幸だと感じる時期だということが、132カ国で行われた調査によって判明しました。

他の研究でも、人の幸福度は年齢によってU字型のカーブを描き、平均で46歳が一番低くなるという結果が出ているのです。

これは、「幸福のUカーブ」と呼ばれる現象で、人生の折り返し地点に差し掛かったときに、自分の人生に対する満足度や希望が低下し、心理的な危機感や不安感が高まることが原因と考えられます。

この現象は人間だけでなく、チンパンジーやオランウータンなどの類人猿にも見られることが判明しており、人間特有の現象ではなく、生物学的な要因も関係している可能性があります。

この調査結果にはもう一つ興味深いことがあります。それは、50歳以降は幸福度が回復する傾向があるということです。つまり、40代半ばで底を打った後は、また上り坂になるということです。

なぜか?

これは価値観の転換や現実の受け入れができるようになるからだと考えられています。

40代半ばまでは、自分の理想と現実とのギャップに苦しんだり、自分の人生を他人と比べたりすることが多いかもしれません。

しかし、50歳以降は、自分の人生を振り返り、自分なりの幸せを見つけたり、新しいことに挑戦したり、周囲の人とつながったりすることで、幸福感を高めることができるのではないでしょうか。

つまり
50代になると現実と折り合いをつけられて、もう一段、大人になることができるということかも知れません。

タイトルの通り、47歳を通らずに50代になることはできませんが、40代の日々がツライと思ったときは、自分だけじゃなく世界中の40代が同じように苦しんでいること、また、猿にも同じような現象があることを思い出して下さい。

ツライのは自分だけじゃない。40代の皆さん、ぼくを含めて世界中に仲間がいます。40代、何とか生き延びましょう。未来は、50代は明るい・・・はずです。


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