ホットエントリーに泳ぎついてから4つの質問を確認してみる

読んだ。

 なぜ今更2009年の記事を? と思うかもしれないが、今読んだのだから仕方ない。俺がはてなブックマークを始めたのは2011年、読んだことがなくて当然だろう。それに最近エピクテトスの『語録』を読んだ俺にとって、2009年はつい最近の話である。

偶然この記事を見つけて読み始め、以下の文を目にする。

まあ、はてブを稼ぐためにブログを書いている人もいないでしょうが、仮にいるとすると、その人たちにとってこのエントリーはBENEFITを、なにか得になることを与えるものになるでしょう。

ホットエントリーに泳ぎつくために問うてみるべき7つの質問、およびその検証 読書猿Classic: between / beyond readers

……

本しゃぶりを始めた理由の一つは「クソみたいな記事がホッテントリにあるのが気に食わない」であり、「こんなのがブクマされるなら、俺が書いたほうがマシ」である。つまりブクマされないことには目的を達成できない。

数字を気にするが、俺の力の及ばないものと割り切る|honeshabri|note

いるさっ ここにひとりな!!

ならば真面目に読むか。

これではホッテントリに入る記事の要素を7つ挙げ、その後に自身のエントリを元手に重回帰分析で検討する。その結果、以下の4つの要素が残った。

  • NEW? どこかに新しいところがあるか?

  • ACTION? 行動を喚起する要素を持っているか?

  • EASILY? 理解しやすく、また実行しやすいか?

  • REPEAT? 読み返したくなるか?

なるほど記事を書く時はこの4点があればいいのか。これが他のブロガーならば一笑に付すところだが、他ならぬ読書猿氏が書いているので信頼性が凄い。はてブの人気順を見れば、その凄まじさが分かる。

比較対象↓

時期が10年違うので同じ条件ではないが、やはりレベルが違う。なのでまずは素直に検討してみよう。とりあえず最新記事を使って。

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