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煽りに乗らず、嘘に騙されないための本3冊

マシュマロに答える。

マシュマロ

本を紹介する上でなかなか面白いテーマな気がする。一見すると狭いけど、理屈の付け方によっては様々な本を選ぶことができる。普通に本しゃぶりの記事として使えるネタだと思うが、まずはここで書いてみる。

FACTFULNESS

マシュマロを読んで真っ先に思いついたのが本書だ。世界の現状を説明しながら、世界を歪めて見てしまう「10の思い込み」が紹介される。

例として出される事例は世界的なスケールの大きいものであるが、同じことはもっと身近なことでも起きている。中でもTwitterと親和性が高そうなのが「焦り本能」であり、この本能に付け込むことを著者は批判している。「正しい行動」をとらせるために、データを大げさに見せ、恐怖を煽るような戦術だ。

本書を読むと、良くも悪くも感情に訴えかける手法について知ることができる。感情に身を任せてネットリンチの加害者とならないよう、読んでおくといい。

身銭を切れ

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