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小石原焼とオネパシュ

オネストパシューとして動き出す直前に福岡県東峰村の小石原焼の窯元「まるた窯」様からお声をかけていただき、新しいギャラリー兼工房のオープニングセレモニーのお手伝いをさせていただきました。
実はもう25年以上前にとあるシニアタウンの街の新聞を編集していたころからの知り合いである太田剛速先生。これまで何度も取材させていただいたり、イベントにおじゃましたり、と、かなりなが~いお付き合いです。

その間先生はいろいろな賞を受賞されたり、海外との交流を重ねられたり、大学での授業を持たれたり…。本当に精力的に活動されてきました。作品も年を重ねるごとにいろいろな表情を見せ、新しい世界永く伝わる民陶の風合いを生かした使いやすい食器をたくさん創作してこられました。

そんな小石原は二度の大雨災害に遭いました。2012年の九州北部豪雨、そして今年の7月の豪雨。九州北部で多くの市町村が被災し、小石原焼のふるさと、東峰村も大きな被害を受けたのです。窯元の中には窯が被害を受けたところもあったそうです。

国道211号線沿いを中心に、いまも40を超える窯元が操業している小石原。私が小石原焼が好きなワケは、毎日の料理を盛るのにぴったりなほっくりした温かみのある風合いと、飛び鉋や刷毛などの古典的ながらモダンな柄があるところ。それに最近は窯元ごとに斬新な色合いの器を出してくるなど、年々進化しているところです。
だから何度も通いたくなる…それが小石原なのです。

いつか小石原の全窯元を回るガイドMAPが出せたら…。すてきだなぁぁと思う今日このごろ。使って楽しい、という気持ちを皆さんに届けたいなと思っているのです。いつか…。

窯元ごとに飛び鉋の風合いも違います。それもまた良きかな。

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