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児童相談所に通報された話

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「虐待かも?」と思った時、189をためらわないで欲しい理由

「虐待かも?」と思った時、189をためらわないで欲しい理由

最近ツイッターで
「虐待してないのに、児相と警察が家にきた」
というツイートが話題です。

毎日、必死に育児をしていて、(もはや社会的なレベルで)育児へのサポートは少なく、
むしろ保育園にすら入れないという冷遇のされっぷり。
そんな中、虐待せずに育てるという困難を日々乗り越えているにも関わらず
どこかの誰かから虐待を疑われ、児相と警察まで来てしまう……

これは、保護者としてとても悲しく、ショッキ

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通報&訪問をうけた立場になって、思うこと。

通報&訪問をうけた立場になって、思うこと。

私の心は、まだ意外なところで傷ついているのかもしれない。

その日以来変わったこと、
癇癪を起こされるのが怖くてこれまで以上にわがままを聞いてしまうこと。

その日以来変わったこと、
近所の人の目がものすごく気になるようになったこと。

___

これまで以上にわがままを聞いてしまう。ほんの少しの対応の違いで、癇癪につながるかどうかの違いが生じる。

この時期は保育園から帰ってきてもまだ明るいので

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虐待のうたがい?

虐待のうたがい?

恥さらしなことかもしれませんが、書いて見ます。
___
ひどい癇癪(かんしゃく)でヘトヘトになった
「その日」↓ の数日後のこと。

さて、これから仕事だ!
とジーンズを脱ごうしたら、

♪ピンポン

「はい」

「こども総合相談センターです。」

_____

ヘトヘトになった「その日」は、金曜日だった。
ピンポンの訪問者は、月曜日。

土日は、子どもとずっと外で遊び、
すっかりリフレッシュして

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児童相談所に通報された話 その3

児童相談所に通報された話 その3

重ねて最初に申し上げておくと、虐待はしてないですし誤報でも誤通報でもない、そして日本の医療機関と児相との連携は素晴らしいという話です。
虐待していなくても通報されてしまうケースは多々あるということと、通報された後どういうやりとりが行われるかについての体験談を少し書き連ねています。

■帰宅から数ケ月後、本当に児相職員さんがやってきました!無事の帰宅後。
地元の脳神経外科への通院が始まりましたが、経

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児童相談所に通報された話 その1

最初にお断りしておくと、
●虐待はしてません(笑)
●誤報や誤通報でもないです
●日本(そして日本の医療機関)はとても良い

ということですので、悪しからず。

■第一子と第二子の育児の差何もかもが手探りだった第一子(仮にAとしておきます)の時は、分刻みで成長日記を書いていた私。「初めて寝返りした」「初めて掴まり立ちした」などは克明に記録していました。おかげで立派に育児ノイローゼに。

それに比べ

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児童相談所に通報された話 その2

児童相談所に通報された話 その2

生後1年の間は色んなことがあると覚悟はしていたはずが。
第一子Aの時と比べて精神的に楽だったはずの第二子Bの子育て中に、児童相談所に通報された時のお話(その2)です。

■手術内容が(別の意味で)すごかった生後半年の節目にベビーベッドから転落した我が子B→夜間救急で頭蓋骨にヒビを確認→大学病院へ緊急搬送→そのまま緊急手術

緊急手術になった日の夜。
頭がい骨を切除しての大手術と訊き、もしかしたら死

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