アレも宗教だったな、って。

数年前の数年間、
ある団体に属していたんだけど
アレもガッツリ宗教の部類だったな、って
やっと分かってきたよ。
今話題の旧統一協会と変わらんじゃん、って。

人間関係の断捨離を勧められて、
その団体以外の人間関係絶たれる。
代表が絶対で反論は悪。
明確にノルマはないけど、会費以外にもめちゃめちゃ出費があった。
代表が次々に商品開発するからそれを買わされる。
というか、自発的に買わないと
代表からの扱いが露骨に悪くなるからみんな買う。
から、尚更みんなまた買う。

私が入ったのも、夫のことで本当に辛くて
誰かに「聞いてほしい」なんてレベルじゃなくて
縋りたいときだった。

だから、私の話を聞いてくれて、励ましてくれて、アドバイスしてくれることが本当に有り難かった。

そのアドバイスも
「人として」ではなくて
「高次元存在の論理ではこうだよ」というものだったから尚更。

もはや当たり前のアドバイスなど受け入れられない精神状態だったから。

ズブズブハマった数年間。

その間、夫にその団体のことが知られ
非難され、罵倒され、二度と会うなと言われたりもしたけれど当時の私には逆効果だった。

こんな理不尽で横暴な夫より
私のほうが正しい行いをしている。
私が夫を救っている。
そんな気持ちだった。

辞めようと決めたのは些細なキッカケだった。

でもそれを後押ししてくれたのは親友だった。
私がその団体に属してからも変わらず接してくれた。

きっと戻ってくると思ってた、って。

辞めた当初は「不幸になる」不安がまるでなかったわけじゃない。

代表からの守護がなくなる、一抹の怖さがあった。
(常に代表は会員を守護していると言っていた)

でもすぐにそれも晴れた。
なんの束縛もない日常はとても穏やかで軽いものだった。

辞めて数年間たった今。

私はとても幸せです。
夫ともとても仲良しです。

嫌なことがないわけじゃない。
でもそれは、私が私と、または相手と解決すること。

私はこれからも、私自身を一番幸せにして生きていく。

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