『やれない』と『やらない』

ちょっと前までは、なーんでもやってあげていました。
着替えさせたり靴を履かせたり、ご飯を食べさせたり、
おしっこさせたり、絵を描いてあげたり。

でもある日からふと、パパは意識を変えるのです。
「自分でやらせなきゃ」と。

もちろん、いきなり自分でなんでもは出来ません。
手を貸してあげるべきか、見守るべきか。
幾度となくパパは堪えました。
本人も戸惑ったことでしょう。
今までは「やってください!」と、
まっすぐな曇りなき眼で訴えれば、
パパがいつもやってくれていたのに、
「やってごらん。出来るから」と見守られる。
「あれー?」と、思ったコトでしょう。
「あれー?」って。
ちょっとキョトンとして、「できないできない」と
言いながら頑張る。
パパは「出来る出来る」と見守る。
『やれない』と『やらない』の違いを見極めながら。

やってあげるより、やってあげない方が大事。
子供に何かを教えるのはとても難しいけど、
出来るようになった時の感動は一入です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?