「発情期」という言葉は、雌にしか使わないらしい

発情期のマレーバク・雄 の画像を探していて、
「発情期・マレーバク・雄」で検索しても、
出てこない

マレーバクの場合、雌の発情期にあたる、雄の徴候は、「フレーメン」というらしく
どうぶつのくにというサイトの説明によると

雌から排泄された尿を雄が口で受けたり、舐めたり、嗅いだりしたあと、上唇をまくり上げる特徴的なしぐさで、雌の発情状態や交尾可能性を探る行動と考えられています(繁殖学辞典より引用)。

とある。

なかなか罪作りな姿である。


リンク先に、フレーメン中のマレーバクのバストアップ写真が載っているのだが、恥ずかしげもなく恍惚の表情をしている。

人間に当てはめて想像すると、女性の使用済み下着に恍惚と頬ずりしながら舐めたり嗅いだりしている、フェティッシュな変態紳士に変換された。

その姿を見て胸が熱くなるかといえば、否。
私なら、ドン引きするだろう。



そもそも、なんで私が、マレーバク雄の発情期を検索していたのかという話。


20年前に読んだ、「ルビーフルーツ」という斉藤綾子さんの本の中に

「オレンジ色の性器をぶらさげてメスを追いかけているマレーバク雄の姿を思い出した。罪作りな姿だった」


という文があって、
繁殖衝動がスマートではない、みっともない男性の代名詞が、私の中で

発情期のマレーバク雄


になってしまったからだ。

オレンジ色の性器というのが20年の時を経て、いい感じに熟成されてきたのだが、よく考えたら、ちゃんと画像を見たことがないじゃないか、と思い、検索した次第。


そこで見つけたものは、マレーバクのオレンジ色の性器ではなく
恐ろしく長い性器だった。

色は白。
オレンジのマレーバクの性器というのは、ファンタジーだった。
私は20年以上、そのファンタジーを、現実のものだと思い込んでいたのだなあ。


マレーバクの恐ろしく長い性器の画像が見たい方はこちらからどうぞ。


あそこまで海綿体に血液を持っていかれてしまったら、
人間なら、貧血で倒れてしまうだろう。

そもそも、マレーバクのメスの膣は、あんなに長いのだろうか。

ところで、
このサイトの下の方で、

「発情」ということばは、一般的には雄にも雌にも使われますが、繁殖学的には雌にしか起こらない現象なので、雌にしか使えない用語です。「雄が発情している」とか「雄の発情期」という使い方は誤りです。


とある。

「発情期」というのは、雌にしか使えない言葉だった、というのがわかった。

男性の場合は、何というのでしょうね。
とりあえず、マレーバクについては「フレーメン」です。



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