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りばいばる#044 お客様第一号!

これは2016年12月21日にAmebloに投稿した記事の"りばいばる"です。

Facebookなどで日本人ドライバーサービス in オランダの告知をしてからすぐ何件かお問い合わせを頂き、記念すべきお客様第一号となるITエンジニアのYさんの転職に伴う引越をお手伝いさせて頂くことになりました。

自転車もギリギリ積み込むことができ、スーツケースと少量の荷物だけのプチ引越でした。

オランダでの初仕事ということで、日本の美容ディーラー時代のカラフルなYシャツにセーターという自分なりの正装で久々に気合いを入れました。

教えて頂いた住所に向けてナビ通り順調に到着するとレンガ造りの素敵な住宅街でした。

Yさんに電話をかけ18番という部屋番号を教えてもらったものの部屋を見つけられず少し焦っていると、その辺りで遊んでいた5~7歳ぐらいの現地の子供達5人ぐらいがこちらに向かってオランダ語でおそらく「どこの部屋を探してるの?」と言って来てくれているようだったので「ウエアー イズ エイティーン?」と聞き返すと5人共ポカンとなってしまいました。

あーやっぱり僕の英語の発音じゃ通じないのかと一瞬落ち込みかけたのですが、あっ!オランダ語!と思い立ち、頭をフル回転させて覚えたてのオランダ語の数字の「8(アハト)」と「10(ティン)」を組み合わせて「アハティン? アハティン?」と言ってみると、子供達が「あ~18番ね。あっちあっち!」とその棟の向こう側を指差してくれたので「ダンキュヴェル!(ありがとう!)」と言って指差された方に回り込んでみると、ドアから出て来てくれていたYさんと会うことが出来ました。

記念すべきお客様第一号のYさんと無事会えたことはもちろんなのですが、子供達にオランダ語(たかだか数字だけですが。)が通じたのが密かにうれしい出来事でした。

YさんはITエンジニアということで僕の知らない世界への質問や僕の芸能界時代の話をはじめ、ITエンジニアなどに必要なプログラミング技術などを体得している人材は世界的にも人手不足で、海外を視野に入れている若者にとってはチャンスと言える職種ではないか?ということや、日本の様な定食屋さんがあったら確実に流行るのではないか?とか、日本人ドライバーサービスは需要があるはずだ!とか興味のある話題ばかりで道中は話題が尽きず、刺激的な時間を過ごすことが出来ました。

YさんがAirBnBで予約されていたアパートへ到着し部屋へ荷物を持って一緒に同行し、鍵はアプリで開けるという???な状況に僕は興味津々。

部屋のドアに付いている郵便受けに電子ロックがかかっていて、その電子ロックをアプリで解除して開け、郵便受けから手を突っ込んで探るとテープで留められた部屋の鍵を発見!ドア自体のキーをアプリで開閉するのかと思いきやそこはアナログでした。

ドアの鍵は少しクセのあるシロモノで、鍵を360度回して開けてから更に鍵を差したまま30度ぐらい回しながらドアを押すと開くタイプで、慣れるまで苦戦する日本ではほとんど馴染みのないドアのタイプにYさんも苦戦し、僕もオランダに来て自宅の鍵がこのタイプで苦労した経験が活き、難なくドアを開けることができ、小さなことですがお役に立つことが出来ました。

オランダは古いタイプの鍵が多い印象で、何周もグルグル回して開かなかったり閉まっていなかったりw 外からドアノブを回して開けるタイプは珍しく、鍵を差し込んでひねらないと開かないオートロックタイプのドアが多いので、鍵は肌身離さずいるに越したことはありません。

このドアキーの一連の流れでYさんにかなり感謝され少々小っ恥ずかしかったものの、モットーとする「日本人ならではの細やかなサービス」を実現出来たのではないかと自負させて頂きました。

最後に握手を交わし、日本人ドライバーサービス in オランダの記念すべきお客様第一号Yさんとのほんの数時間の出会いでしたが、同じ日本人が遠い異国の地で出会い、存在を認識し合うという僕にとっては初めての経験で明日への活力となったのでありました。

Yさん、ありがとうございました!また機会がございましたら是非ご利用下さい。

初々しいオランダでの仕事をはじめを思い出して背筋が伸びましたw
この時のフレッシュな気持ちを胸に原点回帰で一所懸命仕事に向き合いたいと思います!

オランダサポート_20201128

オランダサポート_ONLINESHOP

ドライバーサービス_20201123

デリバリーサービス_20201123


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