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クレイアニメという名のダンス.

機会あって, 幼少期に何十回と観た「ウォレスとグルミット」のシリーズをこの歳になって観た. 愛してやまない作品の一つだ. 

現場で思ったのは, 物語る力と技術の気迫は言語を理解できなくても圧倒的に没入させ得るのだなという実感だ. 字幕を読むのに苦労する子もいるけれど, それ以上に引き込まれた子が多かったこと. 

極私的には, 萩本さんの吹き替えが最高にユーモア溢れていて好きなのだけれど…

クレイ作品は, 時間と空間を最小に分割しながら残像へ変遷していく小さな無限の彫刻だと思っている. 1990年に, あれだけの作品を作り出していることに身震いし頭が上がらなくなる. ”Less is More“ の一面のような気もしているけれど, 踊り手である僕にとってはクレイアニメはダンスだとすら思ってもいる. 

先人達の姿からは学ぶことばかりだ. 

出典 Awardman



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