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パフォーマンスツアー in タイ4

片耳にイアホンをつけて
音楽に浸りながら一息ついた。
バス移動が多くて、1番長かったのは6-7時間。
水を飲みながら窓の外、向こう側の世界へ目を向けた。

バスから眺める景色は
僕が覗いているというより
“タイという山や街”に
見られているようで。

今この瞬間が
僕自身の中に入ってくる。
ふと座っているメンバーを見渡す。
彼らと出会って行動を共にしている。
この一台の中にいる可能性に感慨にふけた。

このツアーに参加しているということですら
この1人1人にそれぞれの決断があったはずだ。

いち1人の人間と向き合う時。
国籍を超えて
会話を交わす僕等の間にあるのは何なのか。
生まれ育ってきた大地に教わったコミュニケーションツールとしての言葉が
単なる文字ではないことに改めて気づかされる。

意図が伝わらない時、あるいは読めない聞き取れない場面に出くわした時
我々はその鍵の開け方を探る。

ノンバーバルコミュニケーションもその1つだ。

言葉超えて通じ合う時。

意図が伝わる以上の共感がある。

頭の中に存在する世界に国境はない。

グーグル翻訳を用いることで
失われるものは何か。。。

続く

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