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第34回世界コンピュータ将棋選手権 HoneyWaffle視点のまとめ&自戦記(1)


前日準備

今年は一次予選からの参加で、現地に持っていくミニPCを経由してAWS EC2のインスタンスで対局するという構成でした。将棋の画面はElectron将棋を使っています。ダークモードでいい感じですよね。
技術的な懸案事項は特になかったので、前日から準備する必要性は低かったですが、なんといっても川崎家にゆっくりと行けるので。

一次予選

一次予選ではいろいろなことがありました。通常、ソフト名+さんづけで呼ぶことが多いですが記事上はソフト名のみにします。

  • テスト対局でArgo相手に飛車を振れず、あわてて定跡を修正。

  • 1回戦、いきなり水匠vs技巧という好カード。先手番の水匠がリードするも若干押し戻される展開は、二次予選での失速を暗示していた?

  • 2回戦のこまあそび戦、コンピュータ将棋ではとても珍しい相振り飛車に。

  • 3回戦の前にサイエンスライターの方からインタビューを受ける。どこかに記事が載るかもしれない?ここの方。→ https://www.tryeting.jp/column/11278/ 残念ながらHoneyWaffleの名前はなし。没かな?

  • 3回戦、お互い2連勝で水匠との対戦。こちらが後手で、定跡はそこそこ通用するもあまりいいところなく負け。水匠のたややんさんの配信に出演して多少トークしました。

  • 昼食の時間が30分以下だったため、お昼はファミマのおにぎり2つ。時間に余裕があれば当然川崎家に行きたかったですが。

  • 3勝1敗で迎えた5回戦、nshogiとの対戦。またも後手で負け。nshogiの席で見学されていた相川女流と結構お話しさせてもらいました。

  • 3勝2敗で迎えた6回戦、カツ丼将棋との対戦。カツ丼さんと2人で公式YouTubeに出演しました。将棋は勝ち。

  • 6回戦を終えた時点で、先手は三間飛車だけ、後手は4手目44歩だけしか指していなかったので、それらの定跡手を封印。

  • 7回戦で上記のArgoと対戦、同じ手できたので修正どおり中飛車を指し、勝つことができました。この時点で5勝2敗となり、二次予選進出は決定したはず。

  • 最終8回戦で技巧と対戦。またも後手で負け。ダイレクト向かい飛車の将棋で面白かったので、負けはしたものの、一次予選のベスト棋譜にあげてもいいかも。

  • 5勝3敗の7位で一次予選を通過しましたが、3敗はいずれも後手。仮に負けるとしても先手番でどれくらい通用するか見たかったです。

  • 先手番は初手78飛の三間飛車3局(1局は相振り)、中飛車1局で4勝。

  • 後手番は三間飛車、ダイレクト向かい飛車でそれぞれ負け。四間飛車では1勝1敗。

思ったよりも長くなったので二次予選については明日以降に書きます。


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