見出し画像

有料noteは書けなくても、どんな記事に価値を感じるか分かった

noteを始めて5カ月ほど経ちました。

・1カ月目
 メモ代わりに使ったり、技術情報を投稿するもアクセス数が全然伸びない。この頃は、有料noteで稼ぎたいとも思っていなかった。便利なメモ帳扱いでした。

・2カ月目
 どうせなら、アクセス数が伸びた方が楽しいと思うようになり、普段とった何げない写真やカジュアルな記事をアップしたところ、アクセス数が伸びた。週間PV1000くらいになった。

・3カ月目
 借金マガジンを始めて、一通り書き終えた。この頃、他のnoteユーザさんの記事をよく読むようになり、好きな記事を見つけるとスキしてたりした。
 週間PV3500、フォロワー500を超えた。

・4カ月目
 グーグル検索”金欠”で9位に表示されるようになりました。その時の記事がこちらです。この時、週間PV4500、フォロワー700です。

・5カ月目
 呉服屋のせがれとしての血が騒ぎ、どうせnoteをやるなら有料noteが始めたいと考えるようになるも中々踏み出せない。更新頻度が落ちるとともに、週間PVも落ちて、2500あたりをウロウロするようになりました。

どうも有料note売れる気がしない・・

有料note始めてみようかなと思っても、なかなか踏み出せないnoteユーザさん多いんじゃないかなと思います。

売れてそうな有料noteを読んでも、私じゃ書けないし、どうせ売れない。

私自身、なんだか煮え切らない気持ちで悶々としてました。

何とかして有料note書くのか、noteやめるか、気分乗った時だけnote書くのか、この際しっかり時間を使って分析して決めることにしました。

売れる有料noteが書けるにはを猛分析

私は本業で、1つシステムに長くお付き合いする草食系のITコンサルをしています。深刻なトラブルや根の深い問題にも直面してきました。

こういう事って慣れることはないですが、この業界で生き抜いていく力はつきました。それとともに、問題分析と解決には強くなりました。おかげで、チームも成長し、リーダー兼アドバイザとして課長待遇で仕事させてもらってます。

今回の分析は知恵を絞って、夜な夜な2駅前から歩きながら考えました。

結果はズバリ

私みたいな素人でも段階を踏めば、ちょっとくらい売れる有料noteは書ける

時に悩んだり、迷ったりもするかもしれませんが無料記事を書いてコンセプトを持ち、気になるポイントを入れていけば、いずれは売れるはずです。

嘘こいてんじゃねー!って言ってもらってOKです。まだ、売れてないので。

ただ、過去の経験を踏まえると、ユーザー様に気分良く払ってもらえるにはどうすれば良いのか、少し分かった気がしています。

それと、記事の書き方にブレが無くなり、誰に話しかけているのかハッキリイメージ出来るようになりました。

一番初めに来る大きな壁である、”ちょっとは売れる有料note”をクリアするための事を順序立てて体験を書きました。

嫁さんの手前、1銭にもならない無料noteを書きつづけているのも、気が引けるのでどうにかできないものかと、分析・整理した情報です。もちろん保証とかはありません。

どうせ時間使うなら、少しでもお金にできないかなと思っている人も多いはず!
突き刺さる人には、突き刺さるはずだ!
響いてほしいーと心から願って一生懸命書きました。

この記事を読むメリット

とりあえず意気込みを語っておきます。

1.有料noteは書けなくても、こんな事にも価値があると分かる
 →体験談は書きやすいネタ、それ以外にも気になるを入れ方は色々


2.有料noteが売れるようになるまでの段階
→進捗が分かって、モチベーションキープ(なんだかんだこれ大事)

3.記事が埋もれないようにするために
→可能性をマックスに

積み重ねるイメージで勝ち目を探る

これを書く前から、感じていたことがあります。仕事もそうだけど、実際の所、直球勝負でぶつかるべき壁にちゃんとぶつかって、一つ一つ壁を越えて、次のステップを踏むことが実は一番最短なんじゃないかと考えていました。

一枚一枚積み重ねた経験や実績は、後から効いてきます。ペラペラな記事を書くのではなく、積み重ねるイメージで臨めば勝ち目はあると思っていました。

目次

1.有料は書けないけど、どんな記事に価値を感じるか分かった
2.有料ノートが売れるまでの私のストーリー
3.どん詰まりへの対処
4.記事が埋もれないようにするためには
5.今から何に力を注ぐべきか?


1.有料noteは書けないけど、どんな記事に価値を感じるのか分かった

無料記事ユーザの私が初めにハマったポイント

まずは売れている有料noteの傾向を分析

noteが大量に売れましたって記事見ますけど、そういった方は元々何かで成功していて、その知識を有料note化してSNSと連携させてバズって、ドバーッと売っている感じです。

ドバーッと売った後は、noteはあまり更新していない方がチラホラ

数記事でドサッと売れるのも羨ましい限りですが、継続的に記事を書くんだったら自分のブログ更新した方が得だという判断なんだろうなと思われます。

そういった状況を見ると、何かしら実績がある方でも有料noteをアップし続けながら稼ぐのは難しいと判断される事が多いのかもしれません。

事実、実績やノウハウ、スキルがない人は売れていないように見えます。一方で、月額マガジンで稼いでいる方もまあまあいるようですが、月の収入までは明かしていないことが多いです。

結局、ドバーって売るなんて自分には無理!ってなってしまい、心がポキッと折れます。

凡人でも有料noteで稼げるノウハウは売っているか?

私は、特に特徴がある人間でもありません。絵や小説のスキルもなければ、社会や金融や恋愛を語るほどのネタも持ち合わせてはおりません。

そうなると、何かノウハウに頼りたくなるものです。

noteはこうすれば売れる!っていうノウハウはほとんど転がっていません。

ウェブを見ていると、noteで売るのは難しいという記事もチラホラ見受けられます。

ブログであれば、アフェリエイトなどで成功されている方が多数います。ノウハウさえも有料、無料ともに実に多く公開されています。すごいなーと感心させられるばかりです。

それでは、ブログノウハウの転用で稼げるか?

 ブログ:広告収入がメイン
 note   :書いたnoteそのものが商品

商品そのものが異なるので、記事の書き方も違ってきます。

noteとブログは似て非なるもの、ブログノウハウ転用不能と考えるべき

ここまでくると、やっぱり有料noteで稼ぐのはムリだから諦めようと考え出してしまいます。

このまま無料noteを続けていたら、いつか有料noteが売れるのか?

私自身、noteの世界観は好きだけど有料化は難しそうだから、とりあえず無料記事を書いていました。

これ自体はムダなことではありませんが、盲目的に無料noteを書いても結局は収益には結びつきません。ここで大体の無料noteユーザは、有料noteは諦めてしまうのだと思われます。

でも、ここで終わったら面白くないです。家内にも時間もらって活動してるんだし、いっちょやったるぜ!と頭がちぎれそうになるくらいフル回転させてみました。

売れる有料noteを書くための突破口

スキルや経験がないなら何かしら活動して積み重ねていく事は必要になります。

「それじゃあ、売れるようになるまで大変だよね。特に絵とか小説書きたいわけでもないし。」と言われそうです。

でも、何かのプロにならなくても売れている有料noteはあります

ドバーッと売るのは、プロの所業です。素人は小さく積み重ねて、小さく稼ぐ所から始めるとやる気も出ます。

雑記に近いカテゴリでも、その人の経験や思いが入っている記事はそこそこは売れている

何かを活動した雑記に近いカテゴリでも、少額ながら継続的に収入になっているユーザさんがいます。

それなりに稼げてるnoteユーザがいると判断した理由

下記の3つの条件が揃っているユーザさんはそれなりに売れているようです。

    ①内容のオリジナル性・メッセージ性・更新頻度・ボリューム
    ②継続的に有料noteを出している
    ③スキ数・コメント内容

具体的にどのユーザさんがそれに該当するのだとかは、公開は控えさせていただきます。その代わり、売れているユーザさんの探し方だけ書いときます。

グーグルの検索を工夫して、有料noteを検索出来ます。参加までにリンクを用意しました。


その他の方法としてはちょっと面倒ですが、下記でも検索出来ます。

noteトップページ→おすすめ→有料記事を探す(出来ればスキ少な目)→オススメしているユーザが記事の最後に出てくれば売れている証拠です。

ポツポツ出てきます。売り上げを公開しているユーザさんも稀にいます。

突破口は雑記で始めよう!ではなく、バイト以上を狙う

雑記メインだと、バイト以上の収入は見込めません。余程、洗練されていて更新頻度も高いユーザでないと難しいです。この理由は、「クロネコ屋さんの有料note」でハッキリと分かりました。

嫁さんにも「この活動は、バイトよりはマシに稼げてるぜ!」位にはなんないと正直、困ります。

note収入のパターンは大きく分けて2パターン

そこでまずは、note記事が売れるパターンを細かく調べました。その結果、noteが売れるのは大きく2パターンある事が分かりました。

①単発連発型
 有料note書く→ユーザさんに期待以上の価値→有料note書く→期待以上の価値→・・・

 この連鎖を繰り返す方法です。単発の有料noteを継続的に記事にして売れるパターンです。これができる方は、月額課金マガジンにも結び付く可能性がありますが、難易度は高めです。

②一点突破型
 本玉となる有料noteを渾身の一撃で書いて、これを補強する形で無料noteを書いていくパターンです。本玉noteさえ書ければ、無料noteやSNSで軸に合わせてそこそこの記事を書いていくと、通りがかりでポツポツ売れます。

   本玉記事さえ書ければ、無料noteに求められるクオリティは低いので、難易度は中級です。かなり稼いでいそうなユーザは①・②の両方でバンバン売ってます。雑記に近い部類は、①に該当します。

突破口とは、無料noteを書きながら「一点突破型の本玉マガジン」を探り・作ること

無料noteで自分の方向性を見出して、それを積み重ねながら、一点突破型のマガジンを思いついたらそれを書く。

その一点突破の有料noteは、素人とは言え「渾身の一撃」です。

買い手さんからすると、「これだったらコスパも悪くなさそうだし買ってみようかな」と考えやすいです。それに、「買って損したわー!」ともなりにくいです。もしそこそこ売れだしたら、その記事を磨いたり・拡張したりして成長させればさらに収入は増幅するはずです。

もう1つ利点があります。この方法であれば、記事のテーマが絞られたマガジンとなるのでSEO的にサイトの質が上がって、検索流入も見込めます。

有料noteと無料noteの決定的な違い

これから書こうとしている有料noteは、誰にとって、何が良くて、気分良く買ってくれるか知らないと書けません。

有料ネタを書き始めることはできますが、文章の書き方がブレブレになって、段々と自信がなくなりました。

無料記事は、気軽に書きたいことを書いてウケ悪くても、また書いてみればいい訳です。

有料記事は、買ってもらったユーザが損したなと思えば、リピートされる可能性は低くなり逆効果になりかねません。

無料と有料には、こんなにも開きがあります。

つまり、突き刺さる人にはしっかりと突き刺さる有料記事にしないと、無料記事で積みあげた信頼や共感は無意味なものになります。

読者が何に価値を感じてくれているか分からないと有料記事は書けない

自分の記事の長所を知るため、ロングテールでウケが良い借金ネタの体験談に注目することにしました。

体験談がウケが良かった理由をハッキリさせて、有料でもブレない記事を書けるようになろうと考えました。

体験談のウケが良い理由

何となく体験談はウケが良さそうだと前から感じてはいました。

例えば、人が何かに悩んだり、何かしようとして

・結果どうだったのか?
・何が苦しかったとか?
・その時に何を思ったのか?
・何が解決のキッカケになったのか?

これらの実体験の話は、興味深いですし、企業もマーケティングとして個人からの意見を募るのも普通になってきています。

なぜ、体験談が興味深い理由は、「人の悩み等は、その人の性格や周囲の状況を踏まえると非常に複雑」である事が多いからだと思われます。

根の深い問題は、

例えば、
・我が家はなぜ借金130万も溜まっていたんだ。
・彼氏が好きだけど、お金を要求される。
・我慢しているつもりなのに金欠
・モテたいけど、いじめられててそれどころではない。
・肌荒れがひどくて色々試したけどダメだ。
・勉強しているのに偏差値が伸びない。

自分が思っていることや悩んでいることを、晒して共感が得られれば、自然とアクセスも増えます。

それが上記に書いたありふれた根の深い問題の糸口でも、単なる共感でも良かったりします。

苦しかったことのプロセス価値は高い

人は苦しかった事を忘れるように出来ていますとよく言われます。これは、正しくは苦しかった記憶はあっても、細かくどう苦しかったのかを忘れるように出来ているというのが正しい解釈です。

私昔ちょっとイジメ受けたことがありますが、細かくどう感じて何をしたのか、なんてもう覚えていません。

新卒で入社した後、ブラックプロジェクトに入れられて、平均80h残業を1年半やって精神がおかしくなりそうになりました。でも、精神が段々とやられていく細かい様子はもう覚えてません。

でも、その時をどう乗り切ったのか等の細部の情報は記録もしていませんし、記録したくもなかったと思います。

それに値するような情報は、確かにウェブでも余り出てないです。つまり、希少価値が高いと言えます。

裏付けとなる過去の私の経験

このエピソードは、確かなんじゃないかと感じていた過去の経験があります。

私は大学生の時、塾の講師をしてました。私立医大向けのコースが担当で、90分1コマで3500円で、1日に2コマこなして7000円でした。

当時は、破格の報酬だったので難易度が高い授業でも割が良いので飛びつきました。はじめは慣れなくて、生徒さんの個性や実力を考えて、準備に5時間以上掛けてました。

準備は大変でした。大変だったので、どこが大変だったかを全部分かった上で授業に望めました。

これが功を奏したのか生徒さんとうまくシンクロしながら、かなりレベルアップ出来ました。

その結果、2コマの授業で計12000円もらえるようになりました。正しくは、7000円の他に副塾長がパチンコ代と称して、コッソリ5000円のせてくれていました。

当時は、破格な待遇を受けられる理由はわからないけど、割のいいバイトだからとにかく頑張ろうと必死でした。

生徒さんが何が分からないのか、同じ目線で考え何が足りないから、どこを重点的に勉強し、それがどういう結果ももたらすのかを一生懸命伝えました。

とにかく、私が説明することを取り組む事で得られる何かをちゃんと説明していました。自分自身が準備で苦労した所は、出来るだけ要点を絞って、個々に合わせた説明しました。

天職なんじゃないかと思い、教師の道も考えましたが辞めた理由があります。

大学生のバイト講師が多い理由って、単純にこの前まで勉強してたからマッチしやすいだけじゃないです。年齢も比較的近くて、何に苦しんだのかを潜在的にでも覚えている先輩は授業をうける生徒にとっては貴重な存在だから、大学生はウケが良いんです。

ある意味、期間限定の特権です。

塾講師のプロになっても、何に苦労したのか思い出せない教師になってしまう。人間って辛い事とか、忘れるように出来ていると言われるじゃないですか。これは本当で、授業の準備に充てていた時の苦労が、思い出せない時が出てきたので、教師の道は止めることにしました。

・体験談はオリジナルでとても興味深い
・痛みを伴う話は希少価値が高い

私にとっての体験談は、苦しかった借金と金欠の話

これが出来れば、完全にオリジナルな記事となります。私にとっては借金ネタです。本玉マガジンではありましたが、無料連載しました。これは私という個人を知ってもらうキッカケとして十分でした。

続きはこちら

実際に、有料noteを出すまでにやった事や感じた事をまとめています。

まとめ

・プロじゃなくても、売れているユーザはいる
・単発連発よりも一点突破型の記事を目指す
・本玉マガジンのネタを発見して書く
・有料noteを書くのにブレを感じたら、ウケの良い記事からヒントを得る
・体験談は価値は高い
・苦しみのプロセスはさらに希少

参考

   今回、下記の有料noteを勉強させていただき、大変参考になりました。

・白饅頭様のnoteノウハウ
 私の中では、note活動としてもっとも影響を受けました。この記事にかけすぎた時間が長すぎたのでもっと勉強しなくちゃ。



・クロネコ屋さまのブログノウハウ
 超具体的で、さらっとすごいこと書いてあったりしてとても実践的で参考になりました。ブログやるなら本当に地に足の着いた本物のノウハウです。
 これを読んだ後、noteじゃなくてブログに転向するか悩みました。

・mintoさまのブログノウハウ
 キーワード戦略から広告に結び付けるところが、本当に実践的で参考になりました。おかげ様で、まだグーグル9位~11位あたりキープしてます。

以上です。



東京ぷらぷら、ぷらリーマン いつの間にか2児のパパ 【借金が見つかってからの夫婦の情景】や【実際に金欠に役立だった事】を書いてます。なんだかんだで、人の役に立つのが好きですが、 根っこは他力本願でぼけーーっ♨︎としたい。本業 ITインフラ屋さん