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我が家でできるイエノプラン 〜育児が楽しくなる脳科学〜 ver.2

日本一の父親を目指して、今日も子ども真ん中マインドの、
教育を本気で語る会ジョージです!
前回の投稿で育児×脳科学についてお伝えしました。

実はこのハッピーストレスを読んでから約1年間、
1日1食の生活が長く続いています。
昼食代も体重もストレスも減らしてくれた青砥瑞人さんのハッピーストレスの内容について、
今回は育児と期待値についてお伝えします!


1 おやつと副交感神経の関係

みなさんもストレス太りというのを聞いたことがあるのではないでしょうか?食べることで、胃腸や唾液腺が活動しますが、これは副交感神経によるものです。
「ああ、なんであまり求めてないのに食べちゃうんだろう」と、自分で自分をリードできない形の食事では、その意図とは裏腹の反応にストレスを導きやすいのですが、自分で意図して決めて食事を楽しむことは、実に有意義です。

青砥瑞人 HAPPY STRESS 一部略

おやつを欲しがる子どもが駄々をこねる光景は、育児家庭でよく見られる光景です。
「さっき食べたばかりなのに」
「夕飯前に食べたらご飯を残してしまう」
なとなど、おやつのネガティブ要素も多々見られますが、
こちらも前回と同様にポジティブ要素に目を向けます!
青砥さんが述べている副交感神経に注目すると、
おやつを食べることでストレスを減らすことにつながります。
しかし、親から怒られてしまうとストレスがたまってしまいます。
ストレスがたまるとおやつの量は増えるし、
おやつの量が増えると親のストレスも増えます。
このような負の連鎖にハマらないように、
おやつを食べる子どもを眺めながら
「おやつ食べるとストレスが減るから、おやつの量も減るといいなぁ」
くらいの、ほのかな期待で待ちましょう。
きっとそれくらいがちょうどいいです。

2 子どもにはついつい期待している

「さっき言ったでしょーー」
「なんでやらないのーー」

子どもに対して親がつい口にしてしまいますよね。
これって親が子どもに「分かってくれるだろう」と、
無意識に期待してしまってるんです。
この期待がストレスやプレッシャーにつながってしまいます。

相手への無意識の期待が、多くの心理的ストレスの原因となります。期待や報酬の予測をするから、それに反したときに、ストレス反応のシグナルを脳や身体内に巡らせるのです。

青砥瑞人 HAPPY STRESS 一部略

要は、自分の言っていることを分かってくれるだろう、と期待しなければいいのです。
もちろん、全く分からないというようなall or nothing ではなく、
ちょっとでも伝わるといいなぁ
くらいに留めておくことです。
そうすると、子どもが親の話を聞いてくれた時に、
予想外の嬉しさが舞い込んできます!
今までの「やって当たり前」
「予想外にもやってもらった」に変わります。
この期待値差分がストレスをハッピーに変えてくれます!
もちろん、期待なんてしてはいけないと思うと、
親のストレスにもつながりかねません。
なので親のストレスにならない期待値の配分を、
子どもとのやり取りを通して少しずつ調整していきましょう。
微調整ができるようになると、
日に日にストレスは減らせます。
また、子どもの成長が期待値差分を大きくしてくれるので、
子育ての幸せを噛み締める機会がグッと増えます!

3 きのくに子どもの村での助け合い

子どもへの期待値を下げるように、
心配値も下げていいことを最近知りました。
そのきっかけをくれたのは、
きのくに子どもの村学園の校長先生とのお話しです。
低学年の小学生に優しくサポートを施している子どもを見ていたときのことです。

家で甘えている子ほど、
学校ではしっかりしているんです。
惜しみ無い愛情を受けた子は、
惜しみ無くその愛を友達にあげます。
親の予想以上に、子どもはしっかりしていますよ!

きのくに子どもの村学園での対話より

この言葉を聞いたときに、
期待値の調整が頭を過りました。
家の中では期待しているのに、
家の外では期待していないなぁ。
学校などで子どもがしっかりしてくれるために、
もっと家で甘やかせてあげよう。
そのような思考に至ると、
多少のワガママさえも愛おしく思えます。
きっと親のストレスも減ってくれます。
親のストレスを減らしてくれるのは、
親の愛情だと思います!

今回は育児につきまとうストレスを、
育児から生まれるハッピーに視点を変えてみました。
見方を変えるとストレスって幸せになると気づきました。
もちろん、このようなポジティブ理論がいつも機能するわけではありません。
感情が優先してしまいます。
だからこそ、自分自身への期待値も少し下げて、
「ストレスがハッピーになるかなぁ」くらいに、
のんびりと考える習慣にしてみると、
育児がもっと楽しくなります。

笑う門には福来る!
脳内アヘンでもある快楽物質のベータエンドルフィンを、
いっぱい笑っていっぱい作りましょう!

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