ニュージーランドT(GⅡ 中山芝1600m)

2021年ニュージーランドT考察!
使用データ:ストライド競馬新聞 
流用twitterアカウント:@tachikawayuma、@chariot0001、@jinsei_umakichi、@yuta87oikiri、@Azemin25a、@umajin_keiba

・枠順と位置取り、レース質

「枠順と位置取りで勝ち馬を見抜く!」
過去5年で16年、17年の勝ち馬は4角4番手以内。その一方で「上がり最速馬」は1勝・2連対。連対馬の多くが上がり5位以内をマークしている。外枠の距離損が大きくなりやすいコースながら、人気馬の凡走が多いのはむしろ内枠で、1・2枠は人気馬の多くが敗戦。開催後半となり、中〜外を通る差し・追い込みも届きやすいレース。【枠順 ○】【位置取り
】【上がり×】
「競馬ラボ コースデータ超分析」
スタート地点は1コーナー横のポケット。高低差が5.3mある芝コースの最高地点からスタートして2コーナーまで緩やかな下り。外回りの向こう正面から3~4コーナーに向かって約4.5m下っていく。最初の2コーナーまでの距離が240mと短いため、外枠に入った馬は外々を回らされることが多く、特に多頭数の外枠は不利となる。下りをスムーズに回ってきた逃げ、先行馬が勢いそのままになだれ込むパターンが多いのだが、3コーナー手前から一気にポジションを上げて捲った馬のアベレージも高い。すなわち、直線入り口でのポジションが大きく反映される。とはいえ、ゴール前の急坂も忘れてはならないポイントで、オーバーペースで坂を迎えた馬は差し馬の餌食となってしまう。

【立川優馬の視点】
ニュージーランドTのレース質は「内枠・差し・短縮」
ただ今年は先週日曜が明らかな外差しなので「外枠・差し・短縮」でOK。
去年は、前週日曜の雨で内荒れ馬場かつハイペース質のレースで、見事な外差し決着。今年は馬場状態が近く、メンバー的にも同じハイ寄りの消耗戦になりそう。

【中山芝傾向】
内外均一 脚質傾向なし

・調教情報

【UMAJIN.net編集部 重賞出走馬追い切りレポート】

1 トーセンウォーリア 石神騎手、美浦ウッド併せ馬。3頭併せの真ん中を進み、手応え優勢で2頭それぞれに対し1馬身の先着を果たした。まだ道中の集中力を欠くような面は感じるが、前走時よりは素軽さあり。一定の上積みは見込める。【6】

2 シティレインボー 助手騎乗、栗東CW単走。序盤やや力みがあったのか飛ばし気味に進み、さすがにラストは失速。活気は評価できるが、ややチグハグな調整となってしまった。上積みは強調しづらく、平行線だろう。【5】

3 アヴェラーレ C.ルメール騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。3歳未勝利相手ではあったが楽に取り付き、絶好の手応えを保ったまま併入に持ち込んだ。牧場でしっかり調整されていたようで、トレセンでの追い本数は少ないものの先週、今週の動きは申し分ない。力をフルに出せそうな態勢。【7】
→うま吉S評価 優太追い切り評価3位 調子指数90

4 ワザモノ 黛騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。先週負荷を掛けられており、今週は調整程度の内容。それでもGI馬グローリーヴェイズに併入と気迫は上々のところを見せた。前走接戦勝ちの反動は感じられず、順当に良化。【6】

5 ヴィジュネル 助手騎乗、栗東坂路単走。日曜追いでCWコース長めから、というメニューを消化。輸送を控える今週は、単走で終いだけ軽く伸ばす内容となった。脚を溜めた分、ラストはもう1段ギアを上げて欲しい感もあったが、全体的な素軽さは評価できる。中6週だった前走を使われ、着実に良化。【6】

6 バスラットレオン 藤岡佑騎手、栗東坂路単走。先週の併せ馬で相手をしっかりアオって併入しており、これで仕上がりはほぼ完了。今週は鞍上が確認する程度の内容となり、ラストは渋った馬場を苦にせず脚を伸ばした。中8週の前走がある程度好仕上がりだったが、楽な勝利だっただけに反動はなく、依然好調維持。【7】
→うま吉S評価

7 サトノブラーヴ 石橋騎手騎乗、美浦ウッド単走。追われての反応に鈍さがあるが、機敏さに欠けるというより生ずるさから来るもののよう。時計面でそこまでのインパクトはないものの、かなりもっさりしていた前走時からはこれでも大分改善している。デビュー戦を使われ、この馬なりに気持ちが乗ってきたようだ。一定の上昇は見込める。【6】→うま吉S評価 優太追い切り評価1位 調子指数95

8 ワーズワース 助手騎乗、栗東坂路単走。この馬らしい前進気勢からスピードに乗って進み、最後はさすがに止まったがお釣りを残して1F12秒7(強め)でまとめてみせた。全体時計は4F50秒9で申し分なし。先週ウッドコースで負荷を掛けられており、脚元や体調に不安は感じられない。一連の勢いキープ。【7】

9 ドゥラモンド 横山武騎手、美浦ウッド単走。いい行きっぷりで駆け出し、コーナーを大きく使って直線に入ると鞍上の仕掛けに機敏な反応を見せた。先週の併せ馬でしっかり攻められたことで一気に気持ちが乗ってきたか。中8週とひと息入っているが、ほぼ万全の仕上がりと言える。【7】

10ゴールドチャリス 武幸師騎乗、栗東CW単走。前走時で414キロと華奢なタイプ。先週、今週とウッドコースで追えているあたり3カ月ぶりの前走を走ったダメージは少なそうだが、やはり中間は馬体維持が精一杯といった調整過程に留まっている。なんとか平行線といったところ。【5】

11 ゲンパチミーティア 助手騎乗、栗東坂路単走。中2週での関東遠征を控えており、今週は14-14程度の入りから、終いだけ追われ力強い伸びを披露した。レース間隔が詰まっているものの、目立った疲れは感じられず、一連の好調維持。【7】

12 ロンギングバース 横山和騎手騎乗、美浦ウッド単走。先週は障害オープン馬を楽に追い抜き、今週は単走とは思えない前向きさを見せ好タイムをマークした。帰厩後は心身ともにリフレッシュ効果が大きかったようで、攻めが強化されているのは好感。好仕上がり。【7】
→うま吉SS評価 調子指数85

13 ブルーシンフォニー 丸山騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。外先導の形で、古馬準オープンと併せ馬。スピードを持続させて軽快に進み、手応え優勢のまま半馬身先着を果たした。稽古駆けする馬ではあるが、それを差し引いても迫力ある動き。中9週をまったく感じさせず、絶好の仕上がりと言っていい。【8】

14 スパークル 中内田師騎乗、栗東坂路単走。先週CWコースでしっかり追われた併せ馬が実質の最終追い。今週は指揮官が反応を見る程度となり、終いに促されると機敏にギアを上げて伸びた。前走が辛勝だったが、その反動は感じられず着実に良化。【6】→うま吉S+評価

15 タイムトゥヘヴン 調教師騎乗、美浦ウッド併せ馬。直線では障害未勝利を楽にアオると、ゴール線手前で抜け出し1馬身半差の先着を果たした。終始集中できている雰囲気に好感。前走時も状態としては悪くなく、一連の好調キープだ。【7】→うま吉S+評価 優太追い切り評価2位 調子指数95

16 シュバルツカイザー 助手騎乗、美浦ウッド単走。中2週と間隔が詰まっており、今週は4Fからの時計で息を整える程度。重苦しさを感じさせず、軽快に伸びていた。中間は敢えてゆっくり入り、折り合い強化のメニュー消化。意図通り落ち着いて走れており、その面での進境が感じられるのは好材料だ。順調に来ている。【6】
→うま吉S+評価 優太追い切り評価3位 調子指数90

【過去2年の調教傾向】
1週前もしくは最終追い切りにて赤入り→ワーズワース

・騎手=血統情報

過去5年の騎手タイプ 


・ニュージーランドTのリンク馬券術

■函館記念とのリンク:2021年【正逆6番、14番】
正→6 バスラットレオン 14 スパークル
逆→11 
ゲンパチミーティア 3 アヴェラーレ
馬名頭か末尾が「ア」馬自身か、その隣馬が3着以内
1 トーセンウォーリア 3 アヴェラーレ 11 ゲンパチミーティア
隣→2 シティレインボー 4 ワザモノ 
10 ゴールドチャリス 12 ロンギングバース
16 シュバルツカイザー
■前年1着馬番か、その隣馬が3着以内

→10 ゴールドチャリス 11 ゲンパチミーティア 12 ロンギングバース
■石橋脩騎手の43隣馬が3着以内
2 シティレインボー 12 ロンギングバース
■大野拓弥騎手の2隣枠が3着以内
→該当なし

注目→2 シティレインボー 11 ゲンパチミーティア 12 ロンギングバース

・ミズノ氏の…

調教・厩舎印両方欲しいところ。
直前情報で馬体良化あり→3、12

:14 スパークル
6 バスラットレオン
★:2 シティレインボー 11 ゲンパチミーティア 12 ロンギングバース

結果 6−15–2

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