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北欧デザイン展に名作椅子や食器等約400点が集結(大阪市中央区)

旬・美・遊」では旬のおでかけ情報をはじめ、気になる新刊や新商品、見逃せない展覧会や伝統的なお祭といったご当地の話題など、さまざまなトピックをお届けします。(ひととき2023年7月号より)

北欧では19世紀末から「美が人生を豊かにする」という思想が浸透し、人々は暮らしの中に美しいデザインを取り入れてきた。

本展は、世界的にも名高い椅子研究家である織田おだ憲嗣のりつぐ氏が収集、研究してきたコレクションで構成される、美と暮らしをテーマにした北欧デザインの展覧会だ。

現存は世界で唯一。ベント・ヴィンゲ《イージーチェア》1958〜59年デザイン 撮影=大塚友記憲

椅子をはじめとした家具から、インテリアアクセサリーや食器まで幅広く展示。さらには北欧の部屋をリアルに再現し、照明の使い方や窓の役割についても伝える。北欧に暮らす人々の日常生活を紹介した、オリジナル映像を上映するミニシアターも設置されるなど、作品と実際の暮らしを通じて北欧のデザインがもたらす力に改めて気づかされる。

[上]ハンス J・ウェグナー《ピーコックチェア》 1947年デザイン [下]タピオ・ヴィルカラ《ボッレ》 1967年デザイン  撮影=Kentauros Yasunaga

「ていねいに美しく暮らす北欧デザイン展」8/9〜20
大阪市中央区・大阪髙島屋 7階グランドホール 
[時]10:00〜18:30(19:00閉場)
*8/20は16:30まで(17:00閉場) 
[料]一般1,000円、大学生・高校生800円 
*詳細・チケット購入はホームページをご覧ください
https://www.takashimaya.co.jp/store/special/hokuou/index.html

出典:ひととき2023年7月号

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