こぶし大の胃ガンを治した話
一般的にガンは、治らない、治りにくい、大病、治療法が確立されていない、とされていますが、探せばガンが治った人やガンを治した人はいます。
「すごい血流術!」という本に、興味深い記述がありました。
この本は、指で体の色々な所を押圧して、血液の循環をよくする『血液循環療法』について書かれています。この中に、
「こぶし大の胃ガンをこの方法で治した」
という話が載っています。
この本の著者、大杉幸毅さんが開業したての頃の話です。
治療院にそろそろ定年を迎える初老の男性がやってきました。
聞くと、まったく物が食べられなくなり、県対ガン協会で検査したところ、
「即入院して、手術してください」
と言われたそうです。
男性は「手術はしたくない」と強く思われたそうで、著者の師匠である村上先生のところにやってきました。
師匠がお腹を触ってみたところ、「これはもう立派なガンができている」ということでした。
当時、師匠は既に引退していたため、治療には著者である大杉さんがあたりました。
お腹を触ってみると、胃のあたりに『尋常じゃない大きさのしこり』がありました。握りこぶし大で、骨のように硬く、大動脈と重なっていて、しこりは激しく脈打っていました。
開業したてで技術にも不安のあった大杉さんは、たじろいだそうですが、師匠はこう断言しました。
「やれば治る」
大杉さんは意を決して、施術にあたりました。
何度も何時間も押圧していたところ、少しだけしこりがゆるみました。しかし、次の日になると、昨日あれだけがんばってゆるめたしこりが、元の硬いしこりに戻っていました。
師匠に相談したところ、こう言われました。
「それでは治らない。1回ごとにやわらかくならなければいけない。1日2回やることだ。」
アドバイス通りに1日2回施術したところ、次の日になっても硬さは戻らなくなりました。1週間続けて施術していくと、しこりは相当やわらかくなりました。
そこから先は『どんどんやわらかくなる』一方で、1ヶ月もすると、しこりは『小さく』さらにもっと柔らかくなりました。『食事もできる』ようになり、食べても不快で苦しい胃もたれをしなくなりました。
さらに1ヶ月も続けたら『ウソのようにやわらかい胃』になりました。
その後、検査を受けたら『ガンは治癒していた』そうです。
あれから35年以上経ちますが、その男性は今も元気に暮らしているそうです。
。。。
驚愕の話です。
素人的な感覚で言えば、
「ガン(しこり)をマッサージするだけで(実際は押圧)、それがやわらかくなり消失した」
ということです。
この本には、『自分でできる押圧のやり方』や、体の不調(肩・首・頭のこり、背中の痛み、目の疲れ、偏頭痛、緊張型頭痛、顔のむくみ、ひざ痛、太もも・すね・ふくらはぎの痛み、足裏の疲れ、など)を自分で改善できる押圧の具体的方法が書かれています。
興味がある場合は、ぜひ読んでみてください。
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