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ヤフーショッピング転売ヤーから注文の見分け方&考え方

ヤフーショッピング出店者さんお疲れ様です。


ECベテランのますくんです。


今回のヤフーショッピングの、「転売ヤーからの注文」についてお話させていただきます。


具体的には、


1、転売ヤーからの注文の見分け方
2、転売ヤーからの注文が来て出店者が考えるべき事


この2点についてお話させていただきます。




1、転売ヤーからの注文の見分け方


通常通りに店舗運営をしていたら、一般のお客様からの注文か、転売ヤーからの注文かの区別がつきませんが、転売ヤーからの注文にはある共通点が存在しています。


注文者の情報(名前や住所など)を見ても、転売ヤーかどうかはわかりません。


転売ヤーのブラックリストのようなものがあれば話は別ですが…。


転売ヤーからの注文で多いパターンは、「注文後に問い合わせしてくる」パターンです。


転売ヤーはヤフーショッピングで商品を買った後に、「店舗にある要望を伝えるため」にメッセージを送ってきます。


その要望は…





商品の荷物の中に、「値段がわかる納品書など」を入れないように要望してくるのです。


これがなぜだかわかりますか…?


ちなみにこんな風に言ってくるケースもあります。





この注文はプレゼントなので、値段がわかる納品書を入れないでくれ、なんていう要望を言ってくるのです。


確かにサプライズでプレゼントする時など、値段がわかる納品書を入れて欲しくないパターンはあり得ますよね。


ですが、この類の要望を言ってくる注文者は、「だいたい転売ヤー」です。


実際にはヤフーショッピング以外の媒体に私たちの商品を「無断で載せて売っている」のです。


そして、そちらで注文が来たら、あたかも自分自身が欲しいかのように注文して差額を儲けているのです。


ちなみに私ますくんの店舗にはこんな文言でもメッセージが注文後に来ました。





いやいや言い方変えてもバレてますから…って感じでした。


いづれにしても、この「値段がわかる納品書を入れないで欲しい」要望を言ってくる注文者はほぼ転売ヤーですので、覚えておいて下さい。



2、転売ヤーからの注文が来て出店者が考えるべき事


さて、こういったヤフーショッピングの転売ヤーからの注文を受けて我々出店者は、この事態をどう考えればいいのでしょうか?


転売ヤーからの注文が来る、これは言い方を変えれば「他の媒体で同じ商品が売れている」事になりますよね。


勝手に無断で自分の商品を販売しているのは、あまりいい気持ちにはなりませんが、「売上が立っているのは事実」です。


ではなぜ私たちのヤフーショッピングの店舗ではなく、転売ヤーの店舗で注文が入るのでしょうか?


基本的に転売ヤーは、「差額で利益を出している」ので、私たちが販売している価格よりも、「高い値段で販売している」のですが、なぜわざわざ値段が高い転売ヤーの店舗で売れるのか…?


その理由は、「私たちが表示できない場所に表示しているから」です。


例えばヤフーショッピングのみで販売している場合、Amazonには商品は表示されません。


これを見た転売ヤーがAmazonにアカウントを持っていて出店しているなら、画像や商品情報をコピーしてAmazonで全く同じ商品を販売しているのです。


ヤフーショッピングでしか表示されない商品がAmazonで表示され、Amazonユーザーからの注文が入り、ヤフーショッピングの私たちの店舗に転売ヤーが注文するのです。


送り先はAmazonで注文したユーザーの住所になっているわけです。


なので「値段がわかる納品書」を入れてもらっては転売ヤーは困るわけです。


同じヤフーショッピング内でも、「優良配送かそうでないか」によっても表示できていない店舗は転売ヤーの餌食になっているかもしれません。


これを見て出店者が考えるべきなのは、「間口を広げれば売上は増える可能性が高い」です。


先ほどの例では、Amazonで転売していました。


これはつまり、「その商品はAmazonでニーズがある」のを意味しています。


ですから、自分自身でAmazonに同じ商品を出品すれば、転売ヤーのように売れる可能性が高いのです。


しかも、転売ヤーの利益である「差額」がありませんから、転売ヤーよりも売れる可能性は高いでしょう。


優良配送にしても同じです。


もし転売ヤーが優良配送で、あなたの店舗が優良配送でなかったら。


転売ヤーの店舗に注文が来るのですから、「優良配送にすれば売れる」可能性が高いわけです。


なので、ヤフーショッピングで転売ヤーからの注文が来て我々出店者が考えるべきなのは、「間口を広げる努力をしなければならない」事です。


転売ヤーはあくまでも隙間産業のように、店舗が表示できていない場所に無断掲載しているだけです。


決して商品の開発努力や仕入れの尽力を尽くしているわけではなく、「他人のふんどしでお金を稼ぐハイエナ」のような存在です。


転売ヤーにできる事を、私たちができないはずがありません。


ヤフーショッピングで転売ヤーからの注文が来たら、それは「あなたの商品の未来が明るい」事を意味しているのです。


「間口を広げる努力」を検討しましょう!



ECベテランますくん




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