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諦められるならそれは”夢”ではなく一時的な”目標”に過ぎない。

あなたの夢はなんですか?

という問いに対して、明確な解を持っている人はこの世の中に何人いるだろう?

そんな偉そうなことをいうわけではないんですが、今日は自分への戒めも込めてこういった内容です。


夢とは

まず。「夢」の意味はこうらしい。

現実のあり方とは別に心に描くもの。

ふむ。まぁそうだわな。肝心なのは心に描くものであるところ。


目標とは

次に「目標」です。

目的とは、成し遂げようとすることがら。行為の目指すところ。


こうやって並べてみると、大きな違いがありますね。

目標は「ことがら」です。テストで100点を取るとか、30歳までに◎◎の資格を取得する!とか、そういったことです。

仮に、上述したようなことを「夢」として設定するのは、少し違うので改めたほうがいいでしょう。


夢を持つのは簡単?

夢を持つのは簡単か?よく小さいころ、「将来の夢は??」などかかされたもんだが、ありゃとてもいい教育だな、、、と大人になってわかる。

大人になると良くも悪くも”限界”が見えてくる。大体の自分の性格や能力を測ることが出来てしまう無駄な能力がついてしまっているからだ。

だから「これは出来るけど、これは出来ない」「私にはあれは向いてない」など勝手に決めつけてしまい、挑戦しようとする気すらない。

一方で小さい子たちは非常にピュアだ。出来る出来ないのものさしなんか持ち合わせていないから、純粋に「なりたいもの」への想いで考える。医者になるためにどれほどの勉強が必要か、どういった技術が必要となるのか、給料がどれくらいなのか、など考えるはずがない。なりたいから、なりたいんだ。

※イチロー選手の小学校6年生のときの作文は非常に有名であり、経営学にも参考にされるくらい”出来すぎている”ので、これはあまり参考にならない。笑 たまに思い出して私もこの作文を見ますが、本当に素晴らしい。

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夢を持つこと自体は簡単かもしれませんが、子供のころを一度思い出してから考えるとより容易かもしれませんね。

無駄な壁や邪念は捨てろ。無駄だ。夢は夢だ。自分で叶えられるような夢じゃない。目標だそれは。


夢を叶えるのは簡単?

簡単なわけねーだろが。


夢を持つことは恥ずかしいことはありません。ただ、夢を語ることを恥ずかしいと思う方はいるかもしれません。でも別にいいんです。語らなくてもいいじゃないですか。だって夢は”心に描くもの”ですから。


はて?ぼくの夢は?

そうそう。元々これを書こうと思ったのって、じぶんの夢のことからだった。

昨日妻と話をしてて「将来は子供になにさせたい?」っていう話題になった。(まだ子供の予定はないんですけどね)

そこでふと口走ったのが「自分が今まで出来なかったことを子供には全部させたい!」と言ってた。

これは事柄ではなく、夢なんです。

昔から割と厳格な父親と教育ママによって育てられた僕は、大事に大事に育てられて「海外に行きたい」なんて言ったら「あぶない!!ダメだ!」とか、「音楽したい!」っていったら「きちんと就職しなさい!」と言われてきた。ある程度は親の言うこと聞いておいてよかったなぁと思う点もあるんだけど、その時その時の突発的なやる気とか想いって、いっっっちばん熱してる状態じゃないですか? だからそれをやりもしないうちから「だめだ!」とSTOPをかけてしまうのは本当にもったいないと思うんです。

昨日妻と話してて自分の人生を振り返ったら、すごく親は僕に対して勿体ないことをしてたなぁーと思ったんです。(偉そうかもしれませんが)

もしかしたら英語も普通に話せていたかも。

もしかしたら海外に今住んでたかも。

もしかしたら音楽で飯を食ってたかも。

もしかしたら超有名なアーティストになっていたかも。

など、言い出したらキリがないですが、そういった”可能性”を潰されていたのかもしれないです。一方で守られていたのは言うまでもないです。その点は本当に感謝です。金銭的な支援とか本当に大学時代は助かったし、好き放題させてもらったと思ってる。

今は、元気に生まれてきてほしいなと思っている自分のこどもに、自由に動いてみてほしいと思っている。そしてその意志がきちんとこどもに伝わって、実際に好きに動いてくれたら、ぼくの夢は一つ叶う気がします。


人に託すの、ずるくね?

「え?結局こどもに託すの?ずるくね?自分自身の夢は?」みたいに言わないで。まじごめん、こんなオチでごめんて。

人に託すことで自分が新たな夢を持つこともできるし、もしかしたら自分の夢は目標だったのかもしれない。。と思いなおすこともできるし、色々良い面はあると思います。

確たる夢を持つためには大きな目標設定をすることがまずは第一歩かもしれない。



夢と目標は背中合わせ。



ホントコ


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