こちらは朝。と言ってももう１１時です。離婚して裁判で親権が半分づつになってから娘は私と元夫の家を行ったりきたり。二つお家があります。アメリカでは一般的だけれど、きっと日本人の人がこんな状況を聞いたら、子供が可哀想とか思うのかな。

小学校で働いていた頃、親の家を行き来する子供が宿題の場所について嘘をつくことがよくあって、２軒の家に住むって子供にとってよくないって私も思っていました。でも、これはこれでありなのかなって今は思っています。きっとなんでもありなんだろうな。そりゃ、お父さんとお母さんが仲良しラブラブでみんな仲良し家族にこしたことはないけど、そんなことってあるのかな。結婚している家族でそんな家族って何%くらいいるんだろうか。

私も、元夫が死んだらどんなにいいだろうって思うことがある。でも、それって娘にとってはとても悲しいこと私が願っているんだよね。異国の地で、助けてくれる家族がいないし、友達だってそれぞれ自分の家族がいて、何か大変なことが起こった時にはやっぱり元夫に助けてもらう。そのこと考えると、彼が死んだら私も悲しいのかな。大変なのかなとか考えたりもする。どうなんだろう。

元夫居なければいいのにって思う理由は、言葉いじめがあったりすること、あとは日本に年に２週間しか帰ることができないという風に裁判で取り決めたこと。娘と私の航空券だけでも３０万くらいかかるのに、行き帰りの飛行機の時間を含めて２週間しか娘と二人で旅行が許されないから、きつい。日本に２週間しか居られないのもきついし、私の親が孫に年に２週間しか会えないのもきつい。

向こうの親は同じアメリカ国内だから年に何度も遊びにきて、その他に２週間自分の家に息子と孫か来てくれる。結構いい条件。でも、うちは母親は６０すぎてもまだ現役で働いていて仕事も長期休めないし、９０歳を超えても頑張って生きていてくれるおばあちゃんもいて、そのお世話もあってアメリカに孫に会いにくるっていう環境ではないし。それが、悲しい。結婚してた頃は１ヶ月でも２ヶ月でも帰れたのに。離婚がきつい理由に日本に帰れない、親に娘を会わせられないっていうのが一つ大きい理由としてある。

夫が家を出て行く前、脱ステロイドで寝たきりになり、家の家事も当時1歳半だった娘のお世話もすることが困難になって、その時には夫の実家に私と娘が３ヶ月、そのあと私の実家に私と娘が３ヶ月行くのはどうだろうと夫の実家に行く航空券まで買っていた。結婚していたら６ヶ月会えなくてもいいって思っていたはずだけど、離婚した途端に２週間しかダメなんだな。やっぱり、離婚とか喧嘩ってもう意地になってるだけな気もする。相手のこと思っていたら少し会えなくても、娘が普段会えないおじいちゃんおばあちゃんに会えること喜んでくれるんじゃないかな。でも、私が人のこと言える立場かはわからないけど。私も、私と娘にだけいいこと考えて、彼はこの世にいなければいいって思ってしまったりもするから。彼もだけど私もまだまだ未熟だよね。

でも、未熟でいいよっていうことにしよう。今までは病気になってしまった自分、家事ができないくらい大変だった自分をいつも責めてしまって自分いじめしてたけど、私も頑張っていたし、今も頑張っているから。彼がいなくなったらどんなにいいだろうって思ってもいいじゃない。だって、私まだ神様じゃないもん。魂もっと成長させるためにこの世に降りてきて、今世で少し成長してまたお空に戻って、またこの世界に降りてきて修行するって何回も何回もするんだもん。まだまだ神様みたいにはなれなくて、それが当たり前なんだからいいじゃん。３年経って、ハッピーちゃんにであって、やっと自分いじめ少しやめようって思えるようになったのかな。まだまだ自分にすごくきびいしいけど、肩の力抜いてもっと楽しもう。本当に良く頑張っているよ。

専業主婦で、バリバリだったお仕事もやめて、夫の仕事のために引越しして、携帯電話もなくて、自分の車もなくて、田舎の町では車がないとどこにも行けず、毎日毎日お話もできない赤ちゃんと二人、家でよく頑張ったね。１日に話せる相手が仕事から帰ってきた夫だけで、家から出るというと週に１度治療のために針に行くだけ。それ以外はほとんど家からも出ず、夫意外誰とも話すことも会うこともなく、良く一人で赤ちゃん育てたね。本当に頑張ったよ。新しい土地で友達もいないで、時差で日本の家族ともなかなか話せず、よく一人で頑張ったよ。なんでそんなに頑張れたのって思うくらいよく頑張ったよ。ともこは強いよ。強い女性だし、強いお母さんで、一生懸命良い妻になろうとして頑張りすぎなくらい頑張ったよ。

少し自分を楽しませてあげよう。完璧にならなくていいんだし、離婚したって大丈夫だよ。4歳の娘とずっと一緒にいないこと、罪に思わないで思いっきり昼寝して。体もまだまだ辛いんだし、いいんだよ。楽しいこといっぱいして、自分に優しくしてあげてね。娘が２つの家行き来していても、私が思い描いていた家族をキープできなくても、私がまだ生きているのは、私がこの世に必要だからだよ。まだ、課題終わっていないんだよ。どんなお母さんでも、普通の子供よりもお母さんとの時間が少ないとしても、娘にとっては私が生きているっていうことが大切なんだよ。だから、娘がずっとハッピーでいられるように、自分を大切にしよう。自分が長く生きられるように。心も、体も大切にしよう。娘もハッピーにしたいけど、その前に自分もハッピーにさせてあげられるようにしよう。そこの部分を頑張ってみよう。

やらなくちゃいけないことをするのではなくて、ハッピーになることをやってみよう。母だからこうすべきだとか、そいういうのじゃなくて、自分の心に聞いてみよう。私が楽しくなかったら、娘が楽しいはずもないじゃん。だから、自分大切にしよう。娘が大切って思っている以上に自分のことが大切に思えるように、自分を大切にしよう。

今日も朝起きてくれて、生きてくれてありがとう。よく頑張っているよ。今日も、寝て、食べて、ゴロゴロして、生きよう。