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「今の自分ができたのは、過去の経験のせいではないのでは」という気づき

続けて書くと言っておきながら最近書けなくなっていたのは、自分の心の内側への把握が最近ものすごく進んで、変わってきていると感じているから。心の中をもう少し整理をつけてから改めて書きはじめたい。

 その中でも大きなものの一つは、これまで「○○という経験によって私はこんな風になってしまった」ということを書いてきたけど、同じ経験に対して、反応は人によって違うから、本当は、経験は関係ないのかもしれない。
例えば、同じ親が離婚をした人でも「親が離婚したから、俺は結婚したら絶対離婚しない」という人と「親が離婚したから、俺も結婚しても離婚するような気がする」という人の両方を知っている。私はいじめを受けて自分への自信を失ったと思っていたけど、知り合いで、子どもの時いじめられそうになったとき、相手の目の前で相手の定規取り出してバキッと折ってやったと豪快に語る人も知っている。この人は自信にあふれていた。

とすると、いったい今の私を形作ったのは何なんだろう?生まれつき?前世の因縁?もしかして、「そういう人生を選んで生まれてきた」のかな。あるいは、意志の力?どれだけ過酷な経験をしても折れない人もいれば、折れて闇落ちする人もいる。でもだからどれが素晴らしくてどれが悪いとか、そういう話でもないと思う。

なんというか、これまで、「こういう自分になったことに対して、過去の経験から理由付けしなければならない」という思い込みがあったかもしれない。

ここが変わったら、これまで書き溜めてきた「人生の迷子になったのでシリーズ」もガラリと変えないといけないかもしれない。


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