【レビュー】TAMRON 20-40mm F2.8 Eマウント

20mmを操る、新標準ズーム by 公式

スペック

一応、仕様を確認しておきましょう。

発売日 2022年10月27日(SONY E マウント)
最短撮影距離 0.17m (WIDE) / 0.29m (TELE)
最大撮影倍率 1:3.8 (WIDE) / 1:5.1 (TELE)
フィルター径 Φ67mm
最大径 Φ74.4mm
長さ 86.5mm
質量 365g(軽い)

F1.4はいらない

35mmF1.4を売って、このレンズを買いました。

これはもう「赤ちゃんを中心に撮っている私にとっては」という話でしかないと思うのですが、私は家の中で子供を撮る時ってどうしても寄りで撮りたくなってしまうんですよね。

TAMRON20-40mmを買うまでは、SIGMAの35mm F1.4 DGDN Artというレンズをいわゆる「つけっぱレンズ」にしていました。(そうです、あの描写力に全振りしたデカ重レンズです。基本的に家の中しか撮らないので。)

それで、子供をよりで撮るときに寄りでF1.4を使うとどうなるかというと、片目にピントが合わせるともう片方の目や鼻、体はもうピンボケになってしまいます。
妻にはこう言われました。
「なんか、モザイクかかってるみたい笑」
確かにそうだなと思ってしまいました。
それはもう「美しいボケ」ではなく、ただのモザイクでした。

それで少しずつF1.4もいらないんじゃないかと思うようになってきました。というか、F2.8ですら使うべきタイミングはかなり限られると思います。
フルサイズ機だと、家の中でも日当たりをきちんと意識すれば、日中は明るさを十分確保できます。

写真も動画も

つけっぱレンズに必要な条件、それは「動画を撮る時にも使えること」です。
そりゃどんなレンズでも動画は撮れるんですが、いくつか気にするポイントあると思いますが、パッと思いつく項目については次のとおりです。
・焦点距離…Vlogの定番画角は、そう、20mmです。
・軽さ…300g台ですから十分軽いと言えましょう
・AF精度…純正レンズにも劣らないとの評判です。以前のタムロンではありません。

実は50mmF1.4かもしれない

35mmF1.4において生じていた問題は50m mなら解決するのかもしれません。画面の中に同じくらいの大きさで子供を写すとき、35mmの方が寄らなければならないことはいうまでもありませんが、寄るほどにボケは大きくなります。35 mmではボケすぎていたのですから、むしろ50mmならそこまで寄れないので解決するのかもしれません。

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