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勝手に春馬くんを想う曲~大丈夫、ほら見ていて・・『燦燦』三浦大知

先日、NHK朝ドラ『ちむどんどん』を見た流れから、続く情報番組『あさイチ』を見ていたら、『ちむどんどん』主題歌を歌う三浦大知さんが出ていた。

これまでほぼ毎朝このドラマを見ていて、その穏やかなメロディラインと美しい大知さんの声に癒され、なんていい歌!とは思っていたのだが、その歌詞をちゃんと聴いていなかった。

今回、『あさイチ』で大知さんが語るこの曲に込めた想いを知り、すごく心が揺さぶられた。

「燦燦」に込められた想い

この曲は、亡くなったおばあ様を想って書いたそう。

生前、いつも大知さんを応援し「大丈夫だよ」と声をかけてくれたおばあ様だったとか。

<1>
白い花 揺れる波
遠くなればなるほどに
思い出す 糸と針 握る指先
手を鳴らして 歌う涙も
あの日の言葉も 星空も
届いて この歌 あなたは
いつもと同じように
笑いながら 言うのでしょう
「大丈夫 ほら 見ていて」

<2>
陽の光 纏う朝
開く窓 願う姿
忘れない 机の前 あなたの場所

また会えたら話をしよう
あの日の続きを聞かせてよ

届いて この歌 あなたが
信じてくれたように
どんな日々もどんな意味も
繋がっている

響いて この歌あなたへ
降り注ぐ順光線
照らす背には永久の願い
「大丈夫 ほら 見ていて」

きっとまだ 鳴らない声
それでもいい あなたへ

届いて この歌 あなたが
信じてくれたように
裸足のまま 生き抜くから
見守っていて

響いて この歌 あなたは
降り注ぐ順光線
続く空に踊る光
「大丈夫 ほら 見ていて」

『燦燦』三浦大知

<1>の部分は、”糸と針 握る指先”という歌詞から推測するに、亡くなったおばあ様のことを歌っているのだろう。

そして、ちょうどドラマのオープニングで流れるあたりが<2>からの部分。
このドラマの前半で若くして亡くなったお父さんのことを歌っているという。
この世に存在はなくてもなお、燦燦と降り注ぐお陽様のようにあたたかく家族を包んでいるお父さん。
”降り注ぐ順光線”とは進む道にうしろから光を当てて背中を押ししてくれている様だという。

私は、朝ご飯の食器を片付ける手を止めて、テレビの前に座り込んで、流れる涙が止まらなかった。

昨年末亡くなった父を想ったのはもちろんのことだけど、その少し前に見たこの投稿を思い出したからだった。

春馬くんは順光線となって

その数日前に、春馬くんのボイストレーナーの長谷川開さんの投稿を見かけた。

春馬くんが、いつも家族のように話して下さっていた格闘家の #江幡塁君と築地本願寺へ行って参りました。

(中略)

僕自身は春馬くんへ、
心からの感謝を伝えてきました。
自分がどこへ向かっているか、また、春馬君がしたかった事、僕がしたい事を再確認しました。
とてもおこがましいですが、やはり僕は春馬君がしたかった事を、僕なりの形で実現できるように頑張ろう。と思いました。

春馬君が沢山の方々の希望になっていたように、
沢山の人の背中を押せるよう、まずは僕もしっかりとアーティストとしても、指導者としても成長していきます

長谷川開 Instagram 2022-9-8

長谷川さんの心の中で春馬くんは生きていて、”順光線”となって進む方向に向かって長谷川さんの背中を押している様子が思い浮かんだ。

その他にも、先日のこの記事に書いた

『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド』ブーン役俳優の福井晶一さんも春馬くんに会いに行った時の投稿で「元気もらえた」と言っていたり

また、こちらの記事で紹介させていただいた

『キンキーブーツ』ローレン役ソニンさんも「キンキーブーツのお稽古も始まります、彼がニコニコ包んで見てくれてると思います。」と言っていたり、

『地獄のオルフェウス』で共演した大竹しのぶさんも、「未だに力になってくれている春馬」と言っていたり。

同じ事務所の水田航生さんが
「同い年の彼が居たから、憧れの同い年のスターが居たから俺は、悔しくて追いつきたくて、役者をやってこれて
同い年の彼が心に居るから、彼みたいな最高の同い年のスターが、役者が、友が心の中に居続けるから俺は、これからも役者を頑張っていこうと思えます」と言っていたり。

春馬くんは、一緒に「血の通った仕事」をしてきた方々の”順光線”になっているんだね。

誰しもが”順光線”になれるわけではないと思う。

それは、春馬くんの言葉、笑顔、努力、成果、そして思いやりや優しさ、そういうものがあったからこそだと思う。

そして、そういう方々から

「大丈夫、ほら、見ていて」

と、そう言われたら・・・。
春馬くんは、きっと嬉しいんじゃないかな。

おこがましくも、めちゃくちゃ恥ずかしい告白をしよう


わたくしごとだけど、ひと月前のこと。
長い間ずっと決心がつかなかった右下親知らずを抜歯することにした私。
ようやく決心したものの、それでもいざ抜歯の瞬間を迎えるとやはり怖いものだ。
その時、恥ずかしながら私は、脳内に、いつぞやのライブでの天使のような春馬くんに登場してもらって『白い恋人達』を歌ってもらったのだった。
そしたら不思議と恐怖心はどこかへ去り、幸せな気分に包まれるうちに辛い抜歯を切り抜けることができたのだ。

会ったこともない私にさえも、”順光線”となってくれている春馬くん。

本当をいうと、まだまだ私、春馬くんに関して、悔しさやら悲しさやらで辛くなることが無いとは言えない。
同年代の芸能人の活躍ぶりを見て勝手ながら嫉妬してみたり、批判的になってみたり、という薄黒い気持ちを持ってしまうこともある。

でも、この歌を聴くとそういうものが一瞬にして消えて、春馬くんがあの輝く笑顔で燦燦と光を注いでくれているイメージができるのだ。

私もいつか
「大丈夫!ほら見ていて!」って言えるように生きていきたいな、って
そんな風に思ったりして。

そんな気持ちが、私を支えていたりする。ありがたいな。



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