新たな発見

昔から読書が嫌いな私だが、32歳にしてようやく読書の楽しさを感じている。

なぜ、読書が嫌いなのか、自分なりに考察すると、とても単純な理由が浮かぶ。

文字を読むことが苦痛だからだ。文字を一つずつ追っていると、どこまで読んだのかわからなくなり、だんだんと集中力が切れて、文章とは違う世界にいき、違うことを考えてしまう。しまいには眠くなって寝てしまうのだ。

そんな私が、今日、娘のお昼寝中の2時間弱で一冊読み終えることができたのは奇跡だ。

奇跡が起きたのは、

iPhoneの読み上げ機能を使用したから。初めて使用したこの機能。

片耳にワイヤレスイヤホンを入れて、余裕があれば片手にスマホでキンドルのアプリを開き、文章を目で追っていく。2倍速で読み上げを行なったが、内容がスルスルと頭に入ってくる。

気づいたら、一冊読み終えていたことに驚いた。いつも一冊読み終える前に、飽きてしまい、本を読みきることが少なかった私が、勢いで読み終えた感じがして、とても達成感があった。

なかなかまとまって、読書の時間を確保するのが難しいが、この方法だと、家事をしながら、娘とダンスをしながら、など、「〇〇しながら」読書が可能になる。

私は、「一石二鳥」というのが大好きだ。同時進行で、物事が進んでいくのは時間を何倍も有効に使えている気がして、特別な気分がする。

そして、何かをしながら耳で情報を得るという行為は、普通に目で文字を見て得る情報よりも記憶に残る・・・というのをどこかで聞いたことがある。

私は、時代の変化に疎いが(笑)、せっかく色んなことが格段に便利になっている世の中に生きているので、その恩恵を積極的に生活の中で取り入れて、その快適さを味わっていこうと、今日より強く感じた一日となった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?