食事に対する捉え方が変わる

今日のランチも最近ハマっているお店に行った。かつてお寿司屋さんだったお店が現在は和食料理屋として営業している。
ここのランチがとにかく安くておいしい。
入店すると、すぐにお店のお母さんが次々といろんな種類の小鉢を出してくれる。しかも、お店のお母さん解説付き。(笑)

今日の小鉢は、白菜のおひたし、インゲンの胡麻和え、鶏肉と大根の煮物、ちょこっとお刺身、そしてお母さん自慢の甘く煮た「ふきのとう」。

実は前回、夫と食べに来た時に、お店のお母さんから、「来週は、美味しいフキが手に入るの。甘く煮ると美味しいんだよ。食べに来な。」と言われていたので、今日は、そのフキを楽しみにしていたのだ。実際食べてみると、本当に美味しかった。クセになる美味しさ。

お母さんが嬉しそうな笑顔で「どう❓美味しいでしょ❓」と自信満々に聞いてくるのもまたみていて可愛らしかった。そして、「フキってね、雨がちゃんと振らないと育たないらしいの。雪も降らないと、育たないんだって。私知らなくって。いつも、フキを分けてくれる農家の人に「今年もちょうだい」って言ったら、「今年は雨が少ないからそんなに取れないよ」って言われちゃって!笑」と話してくれた。

このお店に来ると、必ずと言っていいほど、こんな風にお店の方が、気さくに、料理で使用している食材のことを、嬉しそうに語ってくれる。

これまでの私にとって、食材というものは、どこで取れたとか、無農薬だとか、正直どうでもよかったのだ(笑)スーパーでズラーっと並んでいる野菜を適当に選ぶだけの、位置付けというか、こだわりなんて全くなかった。

しかしこうして、料理をする人が、選ぶ食材に対して、こんなにも愛情を持って、こだわって厳選している様子を目の当たりにすると、「フキ」一つとっても、私は、食材に関して本当に無知だったんだなということを思い知らされた。

そして今日ちょうど栄養や食事についての本を読んだ。私にとってこれまで食事というのは空腹を満たすもの、食事を楽しむと言う意味合いだった。
でも栄養と言う観点から見るとこれまた、まったくの無知であったということを知る。

食事がダイレクトに自分の体を作っていくものであるにもかかわらず、1日に3回毎日毎日食事をするため、手っ取り早く簡単に済ませてしまいがちだった。

今日のランチを通して、食材が食べる人の元にたどり着くまでにも、たくさんの人の手に渡って、様々なドラマがあるんだなと想像することができた。

まだまだ食べ物に関する知識不足なのでまずは、現在読んでいる本を熟読して実際の食生活につなげていきたい。

そして食事もそうだが日々の運動や睡眠も同じで、すごく重要。日々の忙しさに追われるとどうしても食事や運動、睡眠が、ないがしろになりがちだ。

だが、これから始まる忙しい生活の中で、ここだけは譲れないポイントとして食事運動睡眠は必ず大事にしていこうと思う。

そして日々のアウトプットやインプットも忙しさに追われて今日はいいやとなってしまいがちだが5分でも10分でもいいのでこの時間を確保する事は大事にしたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?