お風呂場に行ってわかる考察あれこれ

ネタは浮かんでいるが、泡のように消えてしまっている今日此の頃です。つまり先延ばしにしているから、そのツケが今になって返ってきているみたいです(笑)

こういう気分をサッパリと流すにはお風呂が一番。露天風呂であれば更に気分爽快になります。ちょうど今日(6/26)は露天風呂の日らしいので、私の趣味の一つである露天風呂巡りで出くわした「正直どうだろう」という御仁を拝見します。

例えば、浴場に入りかけ湯をしただけで浴槽に入られる方がいます。「ここは自分の家のお風呂ではございません。ちゃんと体を洗ってからご入浴してください」という看板を見かけますが、完全にガン無視です。別にアカスリまでしてから入浴してくださいとまでは言いません。せめて体を洗って表面の汚れぐらいは湯舟には入れないでくださいませ。

亡くなった母親はこういう公衆浴場が本当に嫌いだったみたいで、恐らく女湯でも同じような人がいたので嫌になったのかなと。男であろうが女であろうが臭いままで湯舟に入るのは迷惑ですから。と書くと「差別している」という頓珍漢な言葉を言うかたもいますけど、大抵の方は言葉では言いませんが癒やしに来ている人にとっては迷惑になります。だからといってデオドラントを塗りたくっている人(多分いないと思いますけど)は逆にスメハラになります。あと、「体を洗いすぎると余計に体臭がキツくなるから寧ろ洗わないのだ。」とおっしゃる方はいそうですが、それは家のお風呂でやってください。あくまでも公衆浴場ですから最低限のマナーを守って欲しいものです。

他にはタオルを浴槽に入れないとか、泳がないとかも注意事項にありますが、意外とわざと(タオルは頭に載せたものが浴槽に落としてしまった方はいますけど、不注意というぐらいですね)している方にはお見かけはしません。

ただ、これは御老人に多いなぁと思ったのが浴槽に入り口に設置してある手すり付近に腰掛けて入浴している方を時々見ます。腰掛けている場所がステップになる場所になるので、入ろうとしている人が居ても移動もせず、逆に迷惑そうな視線をぶつけている人もいます。「ここは座る場所ではございません。」という表記はどこにも無かったです。まぁ常識をもって判断して欲しい範囲かと思いますが・・・

大昔の古代ローマの時の「テルマエ」は重要な場所で社会生活において欠くことのできない物で、そこである程度のマナーや節度を持って利用されていたという話ですから、裸になっても節度を持って振る舞うのが人間としてのルールを否応なく学んだかと思われます。それが現代になって獣に退化するような振る舞いするのは戴けません。紳士・淑女を自負するなら余計に心掛けてください。

『知恵衰えば、度量(判断)を失う。度量失えば、徒に挙動する・・・(略)』(韓非子の言葉より)

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