手乗りサイズのぽらじゃずBOX⑤

※このコラムは、青森市で10万部発行のフリーペーパーNozacc(現在は廃刊)に連載していたショートコラムPoland Jazz Columnの改題再録です

↓本文

昨年(筆者注:2010年のこと)はショパン生誕200年でした。みなさんは彼の音楽にどんな印象を持っていますか? 多くの方が華麗とかロマンティックという形容をするのではないでしょうか。ですが、少なくともポーランド人にはそうは聴こえていません。この国の人たちにとって、ショパンの音楽は荒ぶる魂を秘めた大変に庶民的で情熱的なものなのです。

その国に暮らさなければ本当の良さが見えてこない音楽があるように、寄り添ってみなければなかなかわからないのが人の人生の深さであり、それゆえの素晴らしさでもあるはず。青森の厳しい自然にも同じことが言えるかも。ショパンジャズ最高の名盤と言われるアンジェイ・ヤゴヂンスキ・トリオ Andrzej Jagodziński Trioのこの研ぎ澄まされた演奏の向こうに、人生の秘められた深みににも似た苦さと美しさをきっと感じていただけるはずです。

終わり

紹介アルバム:Andrzej Jagodziński Trio『Chopin』

*個人的には、このトリオで一番すごいのは70年代から活躍している大ベテラン・ドラマーのチェスワフ・バルトコフスキ Czesław Bartkowskiじゃないかなと。勝手に「ポーランドのジャック・デジョネット」って呼んでます!

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オラシオ

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