『深く、丁寧に。』

『深く、丁寧に。』

今年は自分自身がつくる作品も、人との付き合い方も、そうありたい。ある!

というのも、この1,2年は自分の中にある「思い込み」「偏見」に目が向くようになって、その呪いのようなものを取り除いて、心を軽くしていこうと思っているところ。そんな呪いの中でもツワモノなのが『時間は守べき』。

遡ってみると、この呪いは小さい頃に親に言われたつづけたことで。
門限の18時までに帰らないと家に入れてもらえない。
21時までに布団に入らないと怒られる。
という、当たり前のルールのようなものだったけど、いつの間にか自分の中で大きくなっていました。

その結果が、
待ち合わせの時間に遅刻しないように電車は2本早く乗るだったり
オンラインの打ち合わせでも10分前にはトイレを済ませて画面の前で待機するだったり。そこまではむしろ「良」の方なんですけど。

常にやんわりと時間に追われてる感覚で、"やすむ"という時間すらも勿体なく感じたり、やすむ時間すらも終わりを意識して、心から休めなくなってしまったり。とにかく仕事以外の時間が勿体なく感じてしまうんです。自分でも猛烈にこわい。

たぶんその結果、友達と遊びに行くことも「その時間があれば仕事できるもんな」と、友達と仕事を天秤にかけて仕事を選んで、友達を減らしていく。という…悩みが重すぎる!

でも、ほんとにセルフツッコミでも入れておきたくなるぐらい自分の中では深刻な悩みなので、そろそろどうにかしていきたいと思って『深く、丁寧に。』と、1つ1つのことにゆったりと時間を使ってみる。というのに挑戦しようと思っています。


匿名で話せる場所をつくりました

というわけで、いつも漫画を読んでくださる方々と、今まで以上に深く、丁寧に心を交わせたりできたらいいなと思い、匿名でメッセージを投げられる場所を作りました。

お返事は1日2つか3つぐらいで考えてるんですけど、初日からたくさん届いたんで、すでにてんやわんやです。またnoteでまとめてお返事する時間を作れたらと思っています。



実は『深く、丁寧に。』を意識しようと思ったのには、もう1つ理由があるんです。それが。

今年は今の自分を構成した原体験と向き合って、イヤな過去の見え方を変えたいと思っています。

これは本『あした死のうと思ってたのに』のあとがきにも書いたことなんですけど、イヤな過去も漫画にしたり、言葉にして、誰のためになれた瞬間に
「そんな過去を生きてきたから、これが作れた」と思えることに気づきました。

たぶんそれは作品にすることだけじゃなくて、信頼できる人に話してみるってことでもいいと思います。

誰かに慰められたりわけじゃないし、背中を押してもらいたいわけでもなくて、ただ「そうして自分は生きてきた」ってことを知ってもらえるだけで、心はすごく軽くなるんだなってことを感じたんです。決して消化されるわけでも、「よかった」と思えるわけでもないんですけど。

すごく不思議な感覚で、これがなんでなのかも、ただの勘違いかもしれないけど、少なくとも僕はそう信じて、最近は過去を1つずつ文字にしています。

それでそれで。このnoteメンバーシップに入ってくださってる方に、そんな話を読んでもらいたいと思っています。まだすぐにはできないんですけど。
近いうちに出せる形にして、読んでもらえるようにします。

ーと、今回はちょっとした告知で終わりになってしまうんですけど、楽しみにしててください。こうして宣言すると、いい意味で追い込まれるので。

今週はずっと文章書いてて、頭がヘトヘトなので、ここまでにさせてください。
そんなわけで、まだまだ寒さがえげつないので、あったかくしてくださいね。

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