グッズはどこで販売しても結局作家自身の知名度がないと売れないと思う

この記事は『noteでご意見・質問にお答えします』にて募集をした意見や質問にお応えさせていただくエントリーとなっております。

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募集してすぐにいくつかいただいたので、お答えできそうなものに回答させていただきます。

●目次
1.イラストを描きはじめてから、今まで
2.グッズについて


1.イラストを描きはじめてから、今まで

記念すべき一通目でした!いつもTwitter見てくださりありがとうございます!

絵を描くときの作業環境ですが、ぼくはMacbook proWACOMペンタブ(板タブ)を使っています。ペンタブは使いこなす自信がなかったので、手始めに1万円しないぐらいのものを買って、慣れてきて仕事が増えたら画面に直接描くタイプのものに買い換えようと思ってたんですけど、これに慣れすぎてもうずっと安いの使ってます…!
ソフトは最初"ファイアアルパカ"というフリーのものを使ってましたが、今はClipstudioで課金して使っています!Photoshop / illustratorも持ってますがイラスト描くときには全く使ってません(使いこなせません)。

変化についてですが、ちゃんと描きはじめて4年目になるんですけど。気持ちの変化が大きくて。最初はすっごい忠実に描こうと思ってたんですよね(こんな絵柄で)。例えば、身体全体のバランスとか、奥行きとか、顔は"顔"でないといけない...みたいないわゆる"上手い絵"を目指してたんです。
でも、自分の中でそれを意識して描いた絵って全然好きになれなくて、それよりも自分らしさ/味のあるイラスト描いてる方が楽しくて。特に人の似顔絵描いてるときに思ったんです。" その人に似せる"ことを一番に考えるのではなく、"自分が描くその人"の方がいいなと思って。

街の似顔絵屋さんとかだと似せることが一番だと思うんですけど、そもそも自分のキャラを知って、漫画を知って好きになってくださる人が出てくるSNSで活動を初めて、似顔絵を求めてくれる人がいるので、自分が描いたってことがその人にとっての一番の価値なのかなと気づきました。そう思ってから、漫画も上手く描く!ってよりも、過剰にデフォルメしたり、自分にしか描けないものを描くってことを意識するようになりました。

あとは、それに伴って"上手い絵"では絶対に勝負できないので、色の配色を意識するようにしています。ぼくは白が好きなので、白に"挿し色"として色を付けてます。それも、メインは3色...とか、1ページを見たときの全体の色のバランスも気にしたりします(ちゃんとできてるかわかりませんが)。
連載していた"おもち日和"は、ぼくが青、妻が赤、娘が黄色、息子が緑と服の色は決めていました。ネットの中でも漫画家やイラストレーターが溢れてまくってる中で、いかに自分らしさを出すか...なので、特徴のあるイラストを描くことを気にするように気持ちは変化しました。

ちなみに机、イスはニトリの安いのです!


2.グッズについて

ぼくも某大手雑貨屋でグッズを取り扱っていただいています。
この問題はぼくもすごく近いことを悩んでた時期はありました。全国展開って誰もがしたいんですけど、自分で発注して販売して...ってやっていた方ならコスト感がわかるので、どうしても卸という形になると利益が大幅に下がるので懸念しますよね。


これはぼく個人的な見解と意見なんですが、今、どこのお店で販売しても結局のところ作家自身の知名度がないと売れないと思います。最近インフルエンサーマーケティングが主流になってるように、本もメディアも雑貨も作家のフォロワー数頼みで売れる/売れなければ次がない...みたいな流れになってると思います。それはもちろん作家の力(SNSによる影響力)が強くなり、作家グッズのような"万人向け"よりも"ファン向け"のものが増えてるからなんですけど...。だから、全国展開する=知名度上がるってことではなくなってるような気がします(購入しやすくはなってますが)。

それから、個人でお店に連絡すれば取り扱ってもらえると思います!営業にはなるんですけど、売れる見込みがあるからお声をかけてもらえてるということなので、自分から提案してもおいてもらえるはずです。お店も取り扱えば売るために宣伝はしてくれるので。あとは流通できるほどの数を生産できるか、在庫を持てるか問題...

と言っても、今は受注生産でも受けてくれます。先にイメージ画像作って、販売時期、価格を設定してお店に営業すれば『いくつ発注します』って返ってくるので、その数だけ作れば在庫を抱えるリスクは減ります。


ぼくは今、グッズ制作の請負をしてる会社で働いていて、制作/ディレクション/雑貨店のコンサルもしているので、コストや流通に関して詳しくなってきました。それまでは全然知らないしめんどくさいことがイヤで、手取りが少なくても請負と流通してくれる会社にお願いしてました(誘われて)。けど、自分に知識がついてくると『全部自分でやった方がいいやん』って思うようになりました。
でも、自分だけで宣伝しても...って自信もすぐにはないと思うんです。そういうときこそ、友達と一緒に共同販売したり、企画としてみんなで同じもの作って販売イベント化するといいかと思います。ぼくは友達誘ってタオル作ったり、パーカー作ったりしました。そういう面白い企画をすると乗ってくれるお店があったり、話題性も生み出せるのでSNSでの宣伝/売り方にはいいのかなと思っています。

もし、ぼくで手伝えることがあればDMでもいいので、直接ご連絡ください!
制作や流通について詳しく相談乗れればと思います。


これからのクリエイターのあり方

ちなみに、ぼくはいつかグッズを作りたい/販売したいって作家さんを集めてECサイトを作りたいと思っています。小売店で販売してもらうことに良さもありますが、これからはクリエイター個人で売るチカラをつけることも大事だと思うので(ブランディング力や企画力を伸ばすために)。
まだ呼びかけとかできるほど余裕はないのですが、面白そう!とか、そういうの興味ある!って方を集っていきたいです(軽〜く募集)。

そうそう、小売店には仕入れのための商品資料が山ほど届くんです。ひとりひとりのメールに対応してる時間もあまりないのが店舗の現状でもあると思うんです。それなら、みんなで一つの窓口にして、集団でパンフレット作れば仕入れ都合でもすごくやりやすくなると思うんです。


一般的に、今のクリエイターグッズが小売店に並ぶまでの流れれとして
作家→制作会社→卸業者→小売店 
という流れがあるんですけど、それを作家が主導権を握って動けば 
作家→小売店
こうすることで手数料など中抜きが減ります。
もちろん、製作費自腹や在庫を抱えるリスクがあったり、卸業者を通さないと取り扱いできないお店もあるので、一概これがいい!とは言えないのですが。

クリエイターも山ほどいるので戦国時代ですが、そんなときだからこそ個人同士が力合わせて動くのがムーブメントも作りやすいし、買ってくださる人にとってワクワクするものになりそうな気がしてます。あとは作家同士や指揮を取ってくれる人とのマッチング次第だと思います。


と、ここまで色々書いてきましたが、質問でいただいた"判断の良し悪し"ですが、その機を逃したからと言って完結した話ではないと思います。


どこのお店で販売しても…と書きましたが、小売店にもいくつかあって、一緒に売れるように頑張りましょう!って協力してくださるお店もたくさんあります。僕の場合、ヴィレッジヴァンガードさんです。それもスタッフさんから直接連絡きて、販促イベントを提案してくださったり、展開イメージを先に組んでくださったり。
そこまでしてもらえるなら手取りが低くてもやった方が盛り上がる!と思ってやらせてもらっています。

ぼくなりの意見ですが、全部自分でできるなら自分でして、すごく協力してくださるお店の方とは販促からしっかり宣伝になるように動けるところと組めばいいと思います。全部めんどくさい!って感じなら、手取り少なくても全部お任せするのが一番だと思います。


最後に。

この記事は小売店/卸業者/制作会社を悪く言ってるわけではありません(これだけはちゃんと伝えたい)!
作家自身のブランディングをもっと磨いていかないといけないのは、これからの時代絶対課題になっていくので、それを養うためにも自分で"流通"について知ることも大事だと思い書きました。
もちろん一緒にブランディングしてくれたり、宣伝協力してくださる企業さんも多いので、それをしっかり見極める力もつけないと、ただただ『この人フォロワー多いしグッズ作ったら儲かるわ〜』って愛もなく擦り寄ってる業者もあるので、気をつけて欲しいと思います。


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参考になったかわかりませんが、今後もこんな感じで質問や相談にお答えしたいと思います。
質問/意見/相談は こちらから

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コメント1件

初めまして、創作グッズを販売しているのですが悩みがあり、こちらの記事を読んで「知名度がないと売れない」という言葉が響きました。いろいろ工夫して、知名度が上がるように頑張りたいと思います。
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